勿体ない!子どもの『顔』と『想い』がみえれば『可愛い!』がみつかる話。
私は『発達障害』とか『不登校』とか『小1プロブレム』とか、状態を名付けた言葉があまり好きではありません。
そぉ名付けてしまった途端に、その子の「顔」が、その子の「想い」が、ぼやけてしまって、見えにくくなる気がするのです。
幼稚園や保育園と全く違う文化の小学校。まるで外国に来たような…。みんなと同じことをしないといけない時間がずっとずっと続く集団。
以前出会った笑顔弾けるピカピカの1年生☆
その時間は音楽。1年生くんはおおはしゃぎで跳び回っています。
お席に座っているクラスメイトからは大きな声で注意されたり。
おどけてふざける1年生くんを指さし大笑いしているクラスメイトも。
授業は一向に進みません。。。
廊下に出たタイミングで声をかけました。
「○○くん、もしかして〇○くんは困っているんじゃないの?」
すると彼はビックリしたお顔でピタッと止まり
「そうなんだ!僕困っているんだ。みんながね、こっちを見て笑うんだ」「みんながね大きな声を出してうるさいんだよ!僕は困っているんだ!」
「じゃぁ先生とこっちのお部屋で今日はおしゃべりしながらお勉強しない?どうかなぁ?」落ち着いた安心したようなお顔で頷く1年生くん。
どう見てもそのクラスで一番うるさかったのはこの1年生くんの声でした。でもそれは、クラスメイトの笑い声や、教室のガヤガヤした音をかき消す為に頑張ってしていた彼なりの努力だったのです。
小さな背中で自分なりに頑張っている1年生くんの本当の姿が垣間見れた瞬間でした。
そう言えばうちの息子くんも入学して暫くして担任の先生を困らせた事が!
先生から電話がありました。
「授業中私の話を聞かないので注意をしたんですが、しらんぷりなんです」
夕方息子くんに尋ねました。
「だってね。僕が一生懸命に聞いているのに先生はこっちを見て話してくれないんだもん。だから僕だって先生の話なんか聞くもんか」
おぉ。そぉか!息子くん。お話をする時は「話し手」も「聞き手」もお互い相手のお顔を見ながら話すもんだと思っているんだ!
そして…集団の中ではいつもいつも先生が自分にだけ話せる訳ではないって、まだ分からないんだ!と気づいて大笑い。ぷんぷん怒っている息子くんが愛おしく頭を撫でていました。
次の日先生が「○○君の方を見ていなくてもあなたのことを大切に想っているよ」と伝えてくれ、お話が聞けるようになった息子くん。
『困った子』とレッテルを貼ってしまうと見えてこない可愛い可愛い子ども達なりの言い分。聞き逃しては勿体ない!!
あなたも一緒に可愛い言い分見つけてみませんか?
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