誰が一番結婚するのが早いかな
誰が一番結婚するのが早いかな
この話、友達で集まるとよくしちゃう
多分中学の頃からしてる
この子は早そう、この子は意外と遅そう、この子は早く子供を産みそう、男の子を産みそう、なんて
学生のうちは、何歳で入学、卒業、就職がある程度わかっているので、結婚・出産という見通しが立たないものに対するわくわくがあるのです
自分のこととなると不安も大きくなってしまいますが、友達のライフプランには皆興味津々
あーだこーだ言っている時間が楽しいのです
今の姿とはまるで違う私たちを思い浮かべるのが楽しいのです
女の子はこういう話が好きな子は多いんじゃないでしょうか
先日私たち仲間は皆22歳になりました
結婚・出産が遠い未来ではなくなってきたような感覚があります
話はますます具体性を帯びてきて、結婚式の受付や友人代表のスピーチの配役、参列者の座席の話までしています
子どもの話については、出産祝いを何にしようか、子どもどうしを仲良しにさせたい、一緒にBBQをしたいなどと
まだ見ぬ友達の子どものあまりの可愛さに、涙ぐんでしまいます
おばちゃん、なんでも買ってあげるからね
しかし話がひとしきり盛り上がったあと、次は
「でも私、本当に結婚できるのかな…」
になってしまいます
22歳になった私たちは、「逆算」という言葉を恐れています
結婚や出産を希望する年齢から逆算すると、今どういう状態であるべきなのかがわかってしまうからです
一人が絶望モードに入ると、誰かが言います
「大丈夫大丈夫!あなた結婚早そうだし!素敵な旦那さんと結婚しそう!」
こう言われると、
うん、自分のことをよく知っている友達が言うならそうなのかもなあ
と思えちゃうんです
友達の将来のイメージには漠然とした自信を持っているものです
そんな自信のエネルギーを感じると、大丈夫な気がしてきちゃいます
大丈夫大丈夫
そう友達から言われてきて、自分に言い聞かせてきて、22歳
なんとでもなる!
と思いながらも、描いたライフプランを達成できるか焦りが出てくる歳です
早く彼氏ができて、彼氏と今後の話をして、プロポーズを受けて、一緒にゼクシィを買って、真っ白でふんわりとしたウエディングドレスを着たい
そして、友達に感謝の言葉を涙ながらに述べたい
私のそんな可愛らしいお願い、叶うかな
おい私の彼氏、どこで何をしている