「民本主義」をわかりやすく解説します!
問題です!
「30個の食べ物があって30人いるとしたら、1人目の人は何個取る?」
この質問に「1個」と答える国民はそう多くないのでは?
日本人ならほぼ100%だと思いますけどね。
最初の人が取れるだけ取ってしまう国もたくさんあるでしょう。家族の分、親戚の分とか言ってね。
だから、足りてるのに競争になる。場合によっては戦いにもなるんです。
でも日本人て、30人に30個とわかったら焦らず並びます。これって他人も当然1つしか取らないと信じてるってことですよね。
さらに、30人に対して食べ物10個ならどうでしょう。自分本位な国民ならさらにバトルが激しくなります。
でも、おそらく日本人なら「なんとか均等に分ける方法はないか」と考えるでしょう。
「1つを3等分する」とか「ジュースにして均等に分ける」とかね。
それが不可能なら、子どもとか病気の人、立場の弱い人に優先的にあげて、それ以外は我慢する。
あるいは、前回もらえなかった人に先にあげるなど工夫すると思います。
つまり、「平等」よりも「公平」を大事にして、みんなが幸せ(不公平感ない状態)になろうとするんです。
そう!
この発想が「民本主義」なんですね😊
主権者(その食べ物をどう取るか決められる人)が誰であっても、その後に続く人たちが困らないように考えて行動するってことです。
権力を持つ人は、その力をみんなが不公平感を感じず、幸せを感じられるように使う。
その心を老若男女、貧富の差関係なく持っていて、自然と行動できるのが日本人なんですね!
今の社会は「自分さえ良ければいい」になってませんか?特に権力を持っている方々。
「民本主義」は日本人の美徳です🌸