パラスポーツの未来を語り、前に進めるプロジェクトを立ち上げました
唐突に何を言うんだろうってお思いの方が殆どだと思います。
問題提起として以前もお話ししたことではあるんですけど、東京オリンピックの後にパラスポーツに対する報道が激減したという問題がありまして。
以前の記事と重複しますが、記事にも大きく取り上げられました。
私もこんな記事を書きました。
で、ちょうどVoicyパーソナリティ繋がりでパラスイマーの久保大樹さんと繋がりがあるので、ちょっと考えたんですよ。
この問題、私が手助けできないだろうか?
って。
私と久保さんが別の誰かを巻き込んで、一つのプロジェクトにして、パラスポーツを盛り上げる何かが作れたら。
そこで私は以前繋がりがあり、スポーツ系のシンポジウムを数多く手がけている「フューチャーセッションズ」という会社の方に相談することにしました。
現状をお話ししたところ、現状の問題点を洗い出し、一般の方がパラスポーツに対してどのように感じているかを棚卸する場を作ろう!ということで話がまとまりました。
つまり、公開でパラスポーツの今後を考える会議(セッション)を行おう!ということです。
話は進み、私と久保さんと、フューチャーセッションズの2名の方でプロジェクトはスタートし、はじめてのセッションが4月20日に行われることになりました。
この企画には私達4名に加えて、パラスポーツを支える自治体、企業、パラスポーツの競技団体などの方を招待し、様々な視点でパラスポーツを語り、問題意識を共有し、一度限りの花火に終わらず継続的に試みを進めていくことを目標にしております。
会場が手狭ということもあり、一般の方はYoutubeで視聴やコメント可能な形で進めていく予定です。
招待する方向けの資料も作成しました。
冒頭には私たちの思いをこのような言葉で託しています。
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東京オリンピック・パラリンピックはテーマであった「多様性と調和」の言葉通り、大会を通して、パラスポーツや障がい者への理解が進み、感動で私たちは一つになったのではないでしょうか。
しかし、2023年中国で開催されたアジア競技大会では、日本でのパラスポーツの放映がありませんでした。再び、パラスポーツで私たちが一つになりたい。パラスポーツや障がい者への理解が進み、パラスポーツで日本中が歓喜に湧いて欲しい。
そのためには、パラスポーツを知る方、知らない方など、多くの方に集まっていただき、まずはみなさんがパラスポーツをどのように考えているのか、まずは多くの方々の視点から現在地を捉える必要があると考え、
今回のパラスポーツセッションを企画しました。そして、セッションでは、課題を感じて終わるのではなく、パラスポーツや障がい者への理解が進んだ、パラスポーツの魅力が伝わった、様々な未来を多様な参加者で描き、それぞれが踏み出せる第1歩のアクションを考えたいと思います。
今夏開催の、パリオリンピック・パラリンピックまで140日あまり。“パラスポーツの未来“を、皆さんで対話を通してえがいてみませんか。
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チーム名も「パラスポーツセッションズ」ということで決定しました。
私達4人に留まらず、企業・自治体・パラスポーツ団体・そして一般の方を巻き込み、今置かれた状況について考え、パラスポーツと障碍者支援をより良いものにしていこうと思っております。
一般の方向けのYoutube URLが出来ましたらこちらでも報告いたします。
あと。
こちらの試みは将来的にはマネタイズし、パラスポーツの今後に還元していくことを目標にしておりますが、会の開催に向けては会場や備品(ペンや模造紙、付箋など)などの費用が掛かります。
そちらを提供可能な企業、団体の方に協力をお願いすべく動いておりますが、もしこちらをお読みの方でそうした企業や団体に繋がりがあり、活動に共感してくださる方に心当たりがおありであれば西尾までご連絡いただければ嬉しいです。
特にそうした繋がりが無くても、こんな人を呼んだら面白いんじゃないの?とか、こういう人・団体を知っています!ということでも、何か小さな気づきや提案などありましたらコメントいただければと思います。
皆さんと共に考えていくのがこのセッションの目的ですので、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。