
シリコン製のキッチン道具
8月も終わり、9月に入りましたね。
9月って言うと私にとっては誕生日月でもあり、下半期ももう半ばに差し掛かるわけで、「季節の変わり目」をいつも以上に感じます。
雨季のシーズンなのでほぼ毎日雨が降り、家の中に居ることがほとんどですが、今私は自宅ではなくて仕事でハリスコ州に来ています。
スムーズに仕事が終わり、空港の近くのホテルでゆっくりしてる所です。
普段家にいる時は夫と24時間一緒にいるような感じなのでたまに出張で1人になると時間を持て余してしまったりして。
州は違えどここでも雨が降ったりやんだりで時間はあるけど出掛けるのにも気が乗らず、こんな時はいつも以上にゆっくり文章を書こうかななんて思って書いてます。
前回、ちょうど4ヶ月前の出張でここへ来た時は、家に帰ったら夫がデング熱に感染して1ヶ月近い闘病生活を送ることになって、本当に大変な日々を過ごしたので、今回家を出てくる時はもう気が気じゃなくてしつこく健康に気をつけて生活するように念を押しました。
って、前回も今回も、たった3泊4日家を離れるだけなんですが。
それでもやっぱり何が起こるかなんてわかりませんよね。
うちの夫は携帯電話をはじめ、普段連絡の取れるツールをあえて一つも持っていません。
心配で電話をしようにも出来なければ、帰りが遅くなったり予定が変わったりした時に心配かけないように電話することも出来ないので、ちょっと不便と思う時もあるんですが、何年も前から彼は自分の意思で持たないことにしてるので私ももう慣れました。
電話やメールで遠くに居る人と連絡を取ることより「今この瞬間、目の前に広がる世界を大事に過ごす」それを大切にしてる人なので、私も出来る限り彼と一緒に目の前の世界を楽しみたいと思って普段ほとんど一緒に居るようになったのだと思います。
だけど夫はまだ体調が完璧なわけじゃないので、どうも心配が拭えず、一応何かあった時の為に連絡が取れるように、家に置いてった私のMacBookにSkypeに夫のアカウントを作って設定してきました。
夫がMacBookを開かない限りはこちらからのメッセージは届きませんが、
ま、無いよりマシかななんて思うだけで安心です。
とはいえ明日にはもう飛行機であっという間に家に帰り着く予定なので、色々楽しみな事が山積みです。
やっぱり家が1番ーーーですね。
話は変わって本日のタイトルにあるように最近いくつかシリコン製品が我が家のキッチンツールに加わりました。
まず一つめはシリコン製のベーキングマット。
パンやクッキーを焼く時にオーブントレーや鉄板に敷く、シリコン製のマットです。
もちろんパンやクッキー以外にもお魚やお野菜をオーブンで焼く時にも◎
メキシコのスーパーで売ってる紙製のベーキングシートが質が悪過ぎて、鉄板にはくっつかないけど食品の方にぴったりくっついて取れないことが多過ぎて、アメリカに仕事で行くときにわざわざベーキングシートを買ってきたりしてました。
でもそんな事も最近は出来ないし、焼くだけに使って捨てるものを買うなんてもったいないなと思って、最近はずっと鉄板に粉を振るうか、バターを塗るなどしてペーパー無しでオーブンで焼いてました。
だけどね、、、
夫が最近よくベーグルを焼いてくれるのだけど、粉をたっぷり振るって焼いてもめちゃくちゃ鉄板にくっつくんです。
そしてなかなか取れないんですよねーー。
ベーグルは焼く前に一回茹でるので、水っぽい所から焼くから余計なんでしょうね。
半日以上水に浸してそのあとゴシゴシと気合入れて落とさなきゃいけないんです。
しかし!!
シリコン製のベーキングマットを使うようになってから、洗うのがとーーーっても洗いやすくなりました。
洗うのに力を入れなくても良いし、さっと干して天日に当てて乾かせるし。
何より何度でも使えるのが嬉しい。
オーブン料理がますます楽しくなりました。
一方、もう一つ、これは買って失敗しちゃったっていうお話なんですが、これまたシリコン製のマットなんです。
ベーキング用ではなくてパンを捏ねる用にテーブルに敷くマット。
60cm×40cmの大きなサイズで、思いっきりパンを捏ねれるぞーー!なんて思って買ったのですが、木製の台と相性が悪く、滑っちゃって滑っちゃって全然ダメでした。
後から知ったのですが大理石とかステンレス製のキッチンだったら滑らないで使えるみたい。
結局シリコンマットの端と端を私が一生懸命押さえて固定しながら夫にパンを捏ねてもらって使ったのですが、なんかもう笑いが止まらなくて、、、
何やってんだろ私達、、、wって。
多分もうパンを捏ねるのには使いませんが、これだけ大きなシリコンマットなので何か他の用途がきっとあるはずですよね。うん。
ご購入をお考えの方、木製の台しか家に無い方はご注意を。
そしてもう一個。
これは買って良かった方のお話しです。
次のシリコン製品は、「正規品のスタッシャー」
今までは正規品じゃないシリコンバッグを使ってたんです。
お値段も半額以下で、問題なく使えて便利だわーーと思ってましたが、でもどうも使いこんでくと脇がほんの少し切れて開いてしまい、密閉出来なくなっちゃったりして。(水気の無い食材には気にしないで使っちゃったりするんですが)
で、やっぱり一度は正規品を買ってみようと思い、思い切って購入しました。
正直何時間も悩みました。カートに入れたり戻したり、Amazon Mexicoで見たり、Amazon usで見たり、Amazon Japanで見たり。
ペソで考えドルで考え、日本円に換算しては高いよなーと思ったり。
でも結果届いてみて実物を触ってみて、確かに今まで使ってたのと素材の良さが全然違うし、閉まり具合も全然違くてびっくりしました。
それと取り扱いについて良く調べて読んだら、スタッシャーってひっくり返して裏側を洗っちゃうとダメと書いてありました。
今まで毎回ひっくり返して洗ってたのでそれもあって切れちゃったりしてたんだと思うので、今回は慎重に大切に出来る限り末長く使いたいです。
袋タイプの保存容器ってやっぱり便利。
味玉が作りたい時にタッパー的な容器で作ろうとすると袋タイプの保存容器で作る時の2倍位の調味料を使わないと卵が上手く浸らないし、
冷蔵庫の中もタッパー的な容器だと中身が減っても容器が嵩張るけれど、スタッシャーだとどんどんスッキリしていって個人的にとても気持ち良いんです。
冷蔵庫が空になるまで買い物に行かないので目に見えてスッキリしていくと残ってるもので何を作ろうかワクワクします。
そして今回シリコン製の物を買うにあたって色々調べていく中でシリコン製品それぞれシリコンの純度が全然違う事を良く知りました。
そもそもシリコンって何から出来てて使えなくなった場合どうやって環境に負荷をかけずに処分することが出来るのか等、知らなかった事をとことん納得するまで調べました。
私はものを買う時に、買うより前に処分する時の事を考える癖がついていて、処分に困るものは買わないようにしています。
数年前まではそんな事1ミリも考えずに「今」欲しければ買ってましたが、使えなくなった時、壊れてしまった時、処分に困るものって世の中意外と多いんですよね。
それが環境に負荷をかけ続けて今に至るわけだと思います。
自分の手で土に還せるのが1番ですが、例えばスタッシャーの場合は半永久的に使えるが、もしも処分が必要な場合は本社に送ればリサイクルが可能だそうです。
もしアメリカの本社に送るとなるとちょっとコストがかかりすぎるのでとにかく長く使いたいところですが、リサイクル出来ないものではないのでよかった。
ところが私の非正規品のシリコンバッグはどうなのでしょうか。。。
スタッシャーは100%ピュアプラチナシリコンですが、多分非正規品は違う気がします。ここは良く知らずに買ってしまって後悔。
これからスタッシャーなりシリコン製品の購入を考えてる方はどうぞ皆さん参考にしてもらえたら嬉しいです。
以上、最近我が家に導入したシリコン製品のお話でした◎
あ、最後に、
シリコン、シリコンと書いてしまいましたが正しくはシリコーンです。
シリコンを原料として加工されたものがシリコーン。
天然のケイ石から作られてると知ると、調べれば調べる程に石屋の私は非常に興味が湧きました。
それではまた🙏
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