本をみんなに貸したいだけ
最近、本をいっぱい買うようになって、売ればいいかと思ってたけど
読み終わった本を他の人にどんどん貸し出してシェアすることで
面白い本を広めていけるし他の観点から感想も聞けることに気付きました。
読んでる最中に面白い!とか、なるほど!って思ったら
書き込んだり折り曲げたりしちゃってます。
いつでも貸し出せるように最近は本を5冊くらい持ち歩いてて
肩こりがひどくなってきた気がします。(笑)
みんなに本を貸したい一心で読書が進んでいるのも理由のひとつ。
ちょっと変わった本とか読みたい方はぜひ、読書会へ参加して
私に声をかけてください。私が読んだ本であればシェアしますね!
お節介かもと思ってなかなか自分から貸し出せないので。(笑)
11、『貨幣の世界史』 カビール・セガール(著),小坂恵理(訳)
文庫本バージョンを読んだ。
参考文献だけで60ページにも及ぶから、論文みたい。
英訳のままだと生物学や文明学の話であるが、誰もが面白く学べるように訳されているそう。人間の遺伝子レベルの話から始まる。
もともと人間は言葉もわからず、生きるためのエネルギーとして物々交換から始まり、脳が発達してきて”物”に価値をつけ始める。
貨幣はただ利便性と抽象性を保つために発展したものであり、そのもの自体には価値がないということが分かる。
未来はよりAI化が進み、貨幣という”物”自体にも価値がなくなっていくのかも。
いつか脳にチップが埋め込まれて取引が行われる時代がくるらしい。
12、『アレの名前大百科』 みうらじゅん監修
そんなものに名前があったんだ、という雑学本。
知ってても、知らなくてもどっちでもいいことだから全然頭には入ってない。
むしろ、正答よりもみうらさんの解答の方が目に入っちゃう。
この時代はGoogle先生がいるから、そっちのほうが検索は早いな。
ただ、この世の全てのものと言っていいほど全部に名前がついていて、歴史的背景もあるんだということを学んだ。
正式名称を言ったところで、そのモノの専門分野である人にしか伝わらないと思うし、結局「アレ」で済ませた方が伝わるんじゃないかって思う。
私もよくモノとか名称を忘れるけど、なんとなく伝えれば誰かしら分かってくれる。Google先生に聞いてもいいし。
だから最近は新しいことを意識して覚えようとしてないかも。
印象に残ったことは勝手に記憶されてると思ってる。
色んなジャンルの本を読み始めて、自分の興味が湧きやすいものとか
飽きてすぐ眠くなっちゃうものとか、分かってきた気がします。
もし興味が湧かなかったり理解できなかったら、
その時は無理に読み込もうとせずに流していいと思います。
きっと今の自分の知識や経験だけでは理解できないだけであって、
また時間をおいてから読んでみれば理解できて面白いと感じるかもしれない。
なので私はなるべく1冊をだらだら読まずに、
1〜3日くらいで軽く読むように意識しています。
ゆっくり読んでも早く読んでも結局、覚えている内容や量は
大して変わらないと思うんですよね。
なんとなく全体のストーリーが掴めて、
自分の中で1つでも新しい発見ができたら、
それだけで十分その本を読んだ価値を得られるんじゃないかと。
最後まで読んでいただきありがとうごさいました!