持続可能な働き方へ　自分のモチベーションとゴキゲンは自分で整えよう

こんにちは。患者さんの日常生活を豊かにしたい会社PEER（ピア）の代表、佐藤真琴です。このnoteではピアの事業を通じてどのような社会づくりを目指すのかについて、またその周辺について、書いています。

ここからの内容を3行でまとめると、このような内容です。
・たまにはやる気がでないこともある
・モチベーションがあればオッケー
・やりたくない日は諦めてやることを変える。とにかく５分やってみよう。

いつもやる気があるわけではない、むしろいつもやる気は薄めです。

やる気って大事ですが、気合系のものはいつか果てます。よーし今日から毎日英単語3個覚えよう、1年後には英単語＋1000個以上覚えているぞ！という気合を入れた学生時代、それを皆さん達成できましたでしょうか。私は無理でしたし、今でも無理です。気合と根性は大事ですが、持続可能な働き方には、自分の中にモチベーションが必要です。

モチベーションは目的意識。日常は目的意識の連続で成立している。

私はうつ病と診断されたことがあります。腕を上げる気力もない。起きてご飯を食べる気力もない。そう、気力や気合がまったく通じなくなるのです。でも仕事もあるし、お風呂に入らないと臭くなるし（もう自分がきれいとか汚いとかいう感覚は麻痺している）、食事しないと倒れるし、とにかく「自分の日常生活を生きる」という目的だけを果たしていました。

普段、お風呂とか、手を洗うとか、歩くとか、これって別に気合いれていませんよね。日常のルーチンとしてやっているし、大体はそこに喜びも見出している。お風呂気持ちいい！！とか。日常生活をやっていく、というモチベーション、つまり目的意識でやっているのだとその時に思いました。ああ、日常生活は目的意識の連続で成立している、だから気合じゃなくても毎日やれるんだって。モチベーションを保つって、結果に向かって行動しつづける自分を守るってことです。

やる気は気分なので、出ないこともある。

私はやる気の気分の力は、いつでも平均的に低いです。気分なので、さらにだだ下がりして、全く出ないこともあります。ああ、今日はなんとなく気持ちが乗らないぞ、という日もあります。でも、やること自体は自分が決めているので、行動そのものが嫌なのではないのです。ただ、やりだすきっかけが出ない日もある。多分、それがやる気の出ない日ということですよね。そういう日もあります。

持続可能性の高い、自分のゴキゲンのとり方を考えてみよう

何かを成し遂げるには、持続可能性が肝心。好き嫌いという感情ではなく、何をどうしたら結果がでるのかをシンプルに考えてみましょう。やる気根性がない日も含めて、どの作業をすすめるのか。時間軸もプラスして、成果までの道のりを考えます。今日これをやっておくと、明日以降の計画がうまくいくからやっておこう、とか。とにかく根性ではなく、理屈で納得して自分の中に落としておく。やる気や根性などの気持ちのエネルギーは猫みたいなもので、時々ふらりと出ていってしまいます。そして、待っているとふらっと帰ってきたりします。気持ちに左右されている場合じゃありません。自分のゴキゲンは自分で取るしか無い。

本当にやりたくないときがやってきたら、そのときは「やりたくない日のリスト」

みなさんは本当にもう何もやりたくない日にどうしていますか。もうやらないぞ、と決めて散歩に行ってしまうのもいいし、本屋にいって好きな本を一冊買ってお茶して飲むなんていうのもいいですよね。

私は、とにかく行動を変えることにしています。やってもやらなくてもOKだけど、やってみたら面白いかもしれない、ということをリストにしてあります。床掃除などたまに本気でやったほうがいい仕事ぽいことや、端切れをたたむ、パンフレットを配送用に整える、パソコンを拭く、試着する、いろいろあります。要は、ルーチンに入らないけれど、業務と言えないこともないかもしれないこと、のリストです。

今日は本気でやりたくない日だったので、お店のウィッグを試着する動画を撮ってInstagramに上げていました。ルーチンじゃないけれど、みてもらうとよくわかること。

とにかく、自分をその気にさせて５分だけやってみる。

やりたくない日のリストでも、お茶でも、筋トレでも、何でもいいのです。思考停止してしまう前に、とりあえずなにか手近で嫌ではないものをやってみましょう。考えているだけでは何もならないし、やりたくない気持ちが勝手に晴れてくれることもありません。

ただし、本当にしんどい時は休みましょう。

うつのときは両方できませんでしたから、うつなど気持ちの元気がないときは、どうぞご無理なく、人生のお休みをとってください。生きる気力が会ってこその人生ですから。