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火の言葉を語ろう

記念の柱を立てるべきでない
滅びることなき火を焚こう
善も悪も露わにする火を
ダイヤモンドの栄光の火を

天と地の混沌から産まれた
はじまりの神々は
とうに身を隠してしまった
太陽の抱擁が、晴れやかに、残酷に、
全ての生きとし生けるものに降り注ぐ
太陽の傲慢は地の全てを焦さんとする

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