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最近読んだマーケティングに関する本

最近、色々とマーケティングの本を読んでいるのですが、その本の一部を紹介したいと思います。

東大教授が教えるヤバいマーケティング

本の内容としては、行動経済学×マーケティングです。
行動経済学の概念をマーケティングの観点から解説しつつ、消費者行動論に関する研究成果も盛り込まれています。

理論的な内容を深堀しているというよりかは、実践的な内容が盛り込まれています。そのため、本の帯にも書いてある通り、ビジネスの観点からも役立ちますし、賢い消費活動をするためのヒントも得られるでしょう。

行動経済学の観点をメインとしたマーケティング本は意外と少ない印象があるので、従来の本とは違った知見が得られるかもしれません。

また、同じ著者の以下の本も、イラスト付きで分かりやすく行動経済学を解説してくれているので、参考になると思います。

リノベーション・オブ・バリュー負からのマーケティング

私たちは、「古い」「不便」といった単語に、ネガティブな印象を抱きがちです。古いものよりは新しいもの、不便なものよりは便利なものに、魅力があると思われることも多いでしょう。

しかし、本書では、「『古い』『不便』といったネガティブな要素も、見方を変えると価値を生めるのではないか」という新しい視点に基づいて、様々な事例が紹介されています。

全体を通して、従来のマーケティング本の観点とは少し違って、非常に面白いテーマだと思いました。また、事例紹介が多いこともあり、マーケティングに馴染みのない方でも読みやすいと思います。

なぜあれは流行るのか?

口コミやSNSに関する面白い論文をいくつも執筆しているペンシルベニア大のジョナ・バーガー先生の本です。バズりやすいコンテンツの特徴を、研究成果に基づいてまとめてくださっています。

事例も多く、前提知識も必要ないため、非常に読みやすい本かと思います。口コミやSNSは、マーケティングでも人気のテーマですが、入門書的な感覚で読んでみるといいかもしれません。


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