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読書は一期一会〜2025年1月

「読書は一期一会」というタイトルで毎月買った本を紹介する月例noteを投稿しています。
2025年1月に買った雑誌・Kindle以外の紙書籍を紹介します。
今月はぐぐっと少なくて3冊ですが、どうして今月は少ないの?ということについては「さいごに」で書いてみたいと思います。
では、早速いきましょう。


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「創るためのAI 機械と創造性のはてしない物語」徳井直生(ビー・エヌ・エヌ)2021

美術手帖 2024年10月号の特集「AIと創造性」で紹介されていて知った本です。
生成AIが一気にブレイクして、多くの企業でもAIを使って業務を効率化する取り組みが盛んになりました。
もはやAIを使っていない企業なんて、と言われる程になっているともいえます。
そして生成AIは仕事で使うこと以上に、クリエイティブ系でも音楽生成や画像生成など「生成AI」というネーミング通り色んなコンテンツを「過去の作品の大量データを学習した結果として」生成することが出来るようになってきており、「これって人が作ったの?AIが作ったの?」と違いが分からないほどの成果物を出力するケースも出てきています。
しかし、その一方で「所詮、過去の大量の制作物を模倣しているだけでAIに創造性はない」とも言われており、
果たしてそうなのか?という問いからはじめて、AIを創造するという観点から考えた名著(と言われている)のがこの本です。
これはもう読まない訳にはいきませんよね!

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「箱庭クロニクル」坂崎かおる(講談社)2024

坂崎かおるさんの本はこれがはじめてです。
まだデビューして数年の若手作家さんのようなのですが、これまでの著作リストを見ると、SF?ミステリー?とジャンルがよく分からないのですが、
とにかく凄い新人が出てきたという評判もあり、一度読んでみないとと買ってしまいました。

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「カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門」豊﨑由美・広瀬大志(思潮社) 2024

現代詩の本です。
短歌には一時期ハマっていたことがあって、色んな歌集やアンソロジーを集めて読んでいたのですが、現代詩はちゃんと読んだことがありませんでした。
現代詩手帖 2024年12月号 特集「現代詩年鑑 2025」を読んで、もっと現代詩のことを知りたくなり入門編としてこの本がオススメに出てきたので、読んでみることにしました。

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さいごに

今月紹介した本は3冊だったのですが、実は今月から「紙の本はしばらく買わない」と年始に決めていました。
それでも3冊は買ってしまったんですが。。
この毎月note「読書は一期一会」は2022年4月からスタートしました。
途中noteとしては抜けてしまった月も何回かあったのですが、この3年でおおよそ400冊近い本を購入してきました。
そして結構な冊数がまだ積読のまま読まれずにいます。
積読も正とする論調も巷にはあり、実際に積読を擁護する本も何冊も出ています。
ですが、このままずっと積読していくのもどうかなぁという思いもあり、
よしこれからしばらくは「積読を再発見する」ようにしよう、
積読をどんどん読んで行こう、
という風に思うようにしました。
その方が財布にも優しいですしね。
とは言っても書店に行って平積みを覗いたり、amazonのオススメを目にするとどうしても新しい本も欲しくなります。
それでも、どうしても読みたい本はKindleも検討した上で購入するということにしました。
そして、雑誌も対象外として「ある程度は買ってよい」ということにしました。
なので、この「読書は一期一会」noteは2025年からは買った本を紹介する、というものから読んだ本を紹介するような形に変わるかもしれません。

ということで。
それでは!


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