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日記のようなもの 〜2024.05.18 中華の羊肉と日本の甘味屋

今日は土曜日だったが、午前中からパートナーさんと軽く打ち合わせをした後、御徒町でランチをご一緒することになった。

行ったのは羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)という羊肉専門中華料理とでも言うのだろうか。
まぁ、料理に使う肉がほぼ全て羊肉(ラム)という変わったお店だ。

正月の孤独のグルメ一気放送(なぜかダラダラと見てしまう笑)で紹介していて、いつか行きたいなと思っていた店だ。

羊肉はクセが強くて駄目だという人もたまにいる。

「羊の肉って大丈夫ですか?」
「ジンギスカン的な?」
「いや、点心とかチャーハンとか中華料理ぽいんですが、肉が全部羊肉で」
「大丈夫ですよ、行ってみましょうか」

ということで秋葉原から一駅乗って御徒町で降りる。

御徒町駅からは2-3分くらいで、ちょうどモンベルの裏通りを2区画下ったところにある。

外装は板張り、内装はコンクリート打ちっぱなしと洒落た感じのお店だが、店員さんは全員中国人で一気に海外旅行した気分になった。

それにしても、店名の羊香味坊=ヤンシャンアジボウという読み方はどうだろう?
ヤンシャンはきっと羊香の中国語読みだろうが、味坊が日本語というアンバランス。
どちらも中国語読みにすればよかったのに。
とか思いながら店内へ。

1階はオープンキッチン(この辺りも町中華ぽい)で、テーブル席が20席ほど、2階もあるらしい。
1階の奥に4人席のテーブルが空いていたので着席してメニューを見る。
ん?ランチメニューがない。

「土曜日はランチないんですか?」
「ドヨウ???ハテ(みたいな顔)?」
「あぁ。。今日はランチはないんですか?」
「今日はランチやっていない。ゲツヨウからキンヨウだけ!」
「はい、OKです」

ということで、事前にWebで見ていたランチはなかったようなので、一品メニューを頼むことにした。
せっかくなのでシェアしましょうか、ということで何品か注文する。
僕はアルコールを飲まないので、冷たいジャスミン茶を。
パートナーさんはビールとチューハイ的なものを頼んでまずは乾杯。

料理はすぐに出てきた。
麻婆豆腐(の羊肉バージョン)
羊肉と玉ねぎとパクチーの炒め物
羊肉とパクチーのチャーハン
羊肉串(ラム肉の串焼き)
あと何だっけな?
もう数品注文して平らげていく。

パクチーやクミン(あと八角もあったかな)などスパイスたっぷりでかなり辛い味付けの、普段あまり食べたことのない、だけど中華料理が次々出てくる。
そしてかなり美味しい。
羊肉はほとんど食べたことがないけれど、全然固くないし、臭みもないし、
特に羊肉の麻婆豆腐が気に入った。

少し調べたら、実は中国は羊の飼育が盛んでよく食べるらしい。
確かにGoogle Mapで上野・御徒町近辺を見ると羊肉を出す中華料理屋が多い。
そこいらにある町中華や中華街のイメージだと羊肉は全く思いつかなかったが、ひょっとするとどメジャーなのかもしれない、と認識を新たにした。

これは羊肉料理を色々散策するのはいいかもしれない。
などと、すっかり羊肉で満腹になり店の前でパートナーさんとは別れる。

少しアメ横を冷やかしながらぶらぶらしてから、相方と長男と待ち合わせる。
長男が母親(相方)の誕生日プレゼントを買いに上野に出掛けて来るというので、だったら3時のお茶を一緒にしようという話になったのだ。

それにしても、今日は昼くらいから気温がぐんぐん上がってきて14時過ぎに待合せた頃には29度近くあるんじゃないの?という陽気。
ただし湿気はほとんどなかったので、まぁ心地よい。
ずっとこの調子で夏が来てくれれば過ごしやすいのだが、そういう訳にはいかないんだろうな。

ということで、どうする?
上野だから、西城秀樹がよく通ってたという喫茶店でチョコレートパフェにするか、甘味屋のみはしさんであんみつかかき氷を食べるか?
結果は3対0でみはしさんであんみつ、ということになった。

ここは大体並んでいるけれど、回転が速いのですぐに着席出来るのがよい。
まぁこの店で食べ終わっても長居する気には普通はならないだろう。
店に着くとすでに8人くらい並んでいる。
前の4人組はどうやら中国系の観光客みたいだ。

今日の上野近辺は欧米の方よりも中国アジアの方が圧倒的に多い。
それにしても、スゴい人出。
休日に東京へ出てくるのはそんなにないけれど、インバウンド景気がスゴいのはよく分かる。
鎌倉に久しぶりに行きたいけど、止めといた方が無難だね、なんて相方を話す。

長男は抹茶あんみつ(彼は抹茶が大好物でいつ何時も抹茶だ)、
相方はあずき氷、キーンと来るから冷やし白玉にしておいたら?と言ったが、今日はかき氷の気分らしい。
僕はクリームあんみつ。

みはしさんは安定の美味しさ。
だが、さきほどランチで辛いものをたくさん食べたせいか、いつもより余計に甘く感じる。
相方はやはりかき氷で頭キーンとなっていて、
ほら白玉がよかったやん
確かに誰も他にかき氷注文してないかも
だって、まだ真夏じゃないし

とか言い合いながら、本当にお腹がパンクするくらい満腹になり、自宅へ帰ることにした。

珍しく休日に都内へ出かけたが、たまにはグルメめぐり(というほどでもないが)も良いものだなぁ、なんていう1日でした。

<了>

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