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初めてでも安心!新人先生の授業のはじめ方


0.先生始めたてあるある

もともと塾講師などの経験がない限り、次の3つの悩みを持つ場合が多い。

①授業準備って何を準備するの?
②授業の進め方がイメージできなくて不安
③授業のコツってある?

今回の記事を最後まで見ていただければ、授業準備・実際の授業でのポイントが明確にイメージできるようになります!



1.授業準備ガイド2タイプ

1-1.板書ノート作りタイプ

最初はしっかり板書のノートを作ります。適当に書くことをイメージして済ませようとすると、いざ書こうとしたときに、

・緊張で内容が飛ぶ
・まとまりがなくなる
・思い付きで余計なことまで書く

など、色々とアクシデントが起きがちです。準備せずに授業に挑むのは、勝率の低いギャンブルと同じです。特に最初の授業で失敗すると、次の授業から生徒が話を聞かなくなることが多いので準備はキッチリしておくべきです。
具体的に、板書ノートを準備するときのポイントは3つ。

1.板書の色は先に決めておく
2.ノートは横向きで使う
3.2分割で使う


1-1-1.板書の色は先に決めておく理由

板書ノートを「メモ書き」と勘違いして、すべて黒字で書く人がいます。だけど、それは絶対NG!場数をこなしてきた先生にとってはメモ書きですが、まだ慣れてない先生にとっては「下書き」です。授業では、それを見ながら黒板に「清書」をします。なので、何色を使うのかもノートづくりの時に決めておきましょう。(色の例は後述)


1-1-2.ノートは横向きで使う理由

黒板の形はどうなっていますか?もちろん「横長」です。でもノートのページは「縦長」ですよね?ノートづくりをしている段階で、黒板に書くときのリアルな配置などもシミュレーションしやすいように、ノートは横向きにして書くことがおすすめです。


1-1-3.2分割で使う理由

ノートを横向きにしたら、真ん中に仕切り線を書いて左右2分割しましょう。もちろん黒板に書くときも、真ん中に線を書いて同じように2分割します。これにはメリットが2つあって、
・無駄なスペースがなくなって整理しやすい
・生徒が板書を写しやすい
特に、後者がメインです。
話を聞きながら書ける生徒もいれば、聞いてから書きたい生徒もいます。2分割しておかないと、「板書する→話す→消す→板書する」のテンポが速くなりすぎてしまう。あらかじめ2分割しておくと、その心配が減るので生徒も先生もwin-winです。ちなみに私は、普通の黒板なら3分割、小さめの黒板やホワイトボードなら2分割にしています。



1-2.自作プリントタイプ

講師をはじめた1年目のときは板書タイプだったのですが、2年目からは自作プリントタイプに変えました。このタイプのメリットは、
・授業での板書量が減る
・生徒も内容に集中できる
・一回作ればずっと使える
の3つがあります。板書量が減るのは、自分にも生徒にもメリットがあるので超オススメです。さらにプリント作成したデータをPDF化しておけば、生徒のiPadにデータを送れたり、Dropboxなどで保存すればどこでも印刷したりもできます。実際に働きはじめると、これがなにかと便利です。


1-2-1.プリントの作り方

自作プリントをいきなり作るのは難易度激高です。
なのではじめは、
・教科書をマネする
・参考書をマネする
のどちらかで作ってみるのがいいです。説明部分の流れは変えず、少し分かりにくいと思う部分は言い回しを変えたり、図や絵を追加します。参考書をベースとするときは、教科書と違って説明文が長いので注意。プリントに書いておく部分と、口頭で話す部分を選別します。重要ポイントはプリントに書いて、その説明や補足部分は口頭にするといいです。
練習問題に関しては、学校指定の教科書にのっている練習問題を使います。追加で問題を入れた方がいいと思う場合は問題集などから選びます。


1-2-2.プリント作りのオススメソフト

理系の場合は【Studyaid】がオススメ。金額は少し高いですが、学校のPCに入っている場合もあります。このソフトでは、理系教科で必要なグラフや数式、図形の作成が簡単にできます。さらに、入試問題や問題集のデータが入っているものもあるので、参考に調べてみてください。
文系の場合は、図形が必要ないと思うので【Ward】【PowerPoint】で十分作れます。教科書や資料集の写真が必要な場合は、プリンターでスキャンしたりスマホで撮ってデータ化してしまえば大丈夫です。
定期テストはWordで作る場合が多いので、プリント作りを通して慣れておくことがオススメです。
学校の授業で使用する場合は大丈夫ということが多いですが、著作権に関することも念のため学校で聞いておきましょう。



2.授業の進め方3ポイント

2-1.授業の大きな流れ4ステップ

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