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ロシアが生物化学兵器を使う❓ ウクライナ侵攻に想うこと 12

生物化学兵器とは?

毒ガスですよ、毒ガス!毒ガスは大変安価に人殺しができます。爆発性の兵器を用いるより、はるかに安価に済むのが、毒ガスの特徴です。ただし、取り扱いを間違うと、取り扱う側の兵士もすぐに死んでしまいますから、慎重な取り扱いを必要とします。

毒ガス以外の生物化学兵器と言えば、細菌兵器です。ただしこれは、たとえ持っていたとしてもロシアは使わないはずです。何故なら、ロシアはウクライナを自由に使いたいので、あとあとまで残ってします細菌兵器は、使ったらロシア自身もウクライナを使えなくなっちゃうので、細菌兵器は使わないはずです。

毒ガス、使うんでしょうかね?あれは通常戦闘で戦況に行き詰った時、負けている側が戦況を一気に打開する最終手段として使う場合が多い兵器です。ロシアは思うように進軍できずにいるみたいですから、そう考えると確かに使う可能性はあると思います。ですが毒ガスって、ちょっと風向きが変わると、自分たちがやられてしまいますから、あまり取り扱いに便利な兵器ぢゃないんですよね。

そう考えると、ある意味、ロシア、というかプーチン大統領は追い詰められた状況のようにも見えます。先ほどテレビでバイデン大統領が「プーチンは追い詰められている。生物化学兵器を使う明確な兆候が見える」と言っていました。

バイデン大統領は、侵攻直前にも「ロシアがウクライナに、数日のうちに侵攻するだろう」と言っていましたから、やはり今回も、プーチン大統領は、毒ガスを使う確率が高いと言えると思います。でも、あれ使っちゃったら、もう最後ですね、プーチン大統領。

何故なら、毒ガスは、核兵器と並ぶ、ある意味核兵器以上の、世界の認識としては、極めて卑劣な殺りく兵器ですから、あれを使ったら最後、もう誰もプーチン大統領の肩を持つ者はいなくなっちゃいますよ、確実に。それでもあの人は使うんでしょうかね?

まあ、今までも世界中の誰もが「酷い!信じられない!」と思う事を、この1カ月、やり続けてきたプーチン大統領、もはや「赤の女王」と言ってもいいようなプーチン大統領ですから、何をするか判りませんね。というか、何をやってもおかしくない状況ですね。

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日本はどうなる?

今日の午後、テレビが報道していました。ロシアが日本に「北方領土についての話し合いを打ち切る」と言ってきた、という報道です。北方領土は絶対に返さない!という意思表示ですね。そしてご丁寧にも「この責任は、全て日本にある」とか付け加えましたね。

北方領土に関しては、私は個人的には大きな憎しみを、ロシアという国に抱いています。第2次大戦で、日本が負けそうになると「今だッ!」とばかりに日本に攻め込んできて北方領土をかすめ取っていったロシアです。なんて卑怯な連中だろうと、子供ながらに想いました。

私はロシアの音楽は大好きですし、ロシア人そのものに憎しみは全く持っていませんが、国家としてのロシアはそれ以来ずっと嫌いです。特に指導者、エリツィン大統領とかプーチン大統領は、なんかどうしても嫌いです。そしてとうとう、信じられない事に「戦争」が始まってしまいました。

実際はさほど新式の軍事力がないのか、ロシア?

テレビニュースを見て驚きました。ロシアは、自分の軍事力をみせびらかしたくて「極超音速ミサイルを使用した」とか言ったみたいですけれど、私が驚いたのは、そのミサイルの発射シーンです。そして驚いたのは何かというと、ミサイルではなく、それを運ぶ飛行機です。

あれ、ミグ31フォックスハウンドです。皆さん、フォックスハウンドって、どうんな飛行機か知っていますか? 戦闘機です。あれの原型は、ミグ25フォックスバットでして、ほぼ同じ機体を改修して改修して使ってるんです。

ではミグ25フォックスバットってどんな戦闘機かというと、あれ、半世紀以上前に開発された、高高度迎撃用の、超高速戦闘機です。当時は、超音速で侵入してくる爆撃機を迎撃するための戦闘機が必要になって、高高度をマッハ3ほども出る超高速戦闘機を開発したんです。物凄い速度が出ますが、速度以外はほぼ何のとりえもない戦闘機です。

マヌケなのは、主翼がクリーンな状態、つまり、主翼の下にミサイルや爆弾を取り付けない状態では、確かにマッハ3ほども出たんですが、主翼の下に武装を取り付けた途端、速度は落ちるわ旋回も思うようにできなくなるわで、本当に迎撃能力があるのか疑わしいとまで言われた戦闘機です。

ただアメリカが検証した結果、エンジンの燃焼状況は素晴らしく、これならマッハ3もちゃんと出せそうだと、見直されました。何故アメリカがこのミグ25を検証できたんでしょうか?それは、ミグ25が日本にやってきたからです(笑)

随分昔になりますが、札幌の千歳空港に、突然、ソビエト空軍のミグ25戦闘機が強硬着陸しました。ロシア空軍の将校、ベレンコ中尉が、ソ連から亡命してきたんです。そんな事件があったんです。結果、ミグ25はアメリカの調査団によって、徹底的な検証を受けたんです。

この亡命事件については、詳しいお話は置いといて、フォックスハウンドのお話に戻りますね。この、ほぼ半世紀前の昔々の戦闘機、フォックスバットを改修してどっくすハウンドは生まれました。確かに今でも使われています。しかし基本設計が約半世紀前の機体です。

イヤ、これ、笑っちゃいますよ👆、半世紀前の戦闘機ですよ👆、半世紀前って、50年前ってことですよ(笑)。軍事力を見せびらかしたいから極超音速ミサイルの搭載機と発射シーンを見せたんですか?半世紀前の戦闘機に載せているところを?(笑)

飛行機の事をよく知っている人は皆、あのテレビ映像を見て、私と同じように笑っていたはずです。あ~~っはっはっはっ!!って。あれしかないの?本当にあれしかなかったの?って(爆笑)

ん~~~、赤の女王・・・

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