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「IT?DX?ワシは分からん!」という経営者に届けるサービスとは!?

SaaSを活用して、中小企業の業務効率、DXに一緒に向き合うようなビジネス(続き)

前回投稿した構想に続き、具体的なビジネスについて投稿したいと思います。同じような思いをもった方がいれば是非コメントください。

1.ターゲット

IT人材を抱えることが難しい従業員50名未満のオーナー企業、経営者が60歳以上でそもそもIT投資に積極的ではない企業が今回構想しているサービスのメインターゲットになります。実は私の父(72歳)も岡山で会社経営をしています。「IT?DX?ワシは分からん!」と良く言っています。

父みたいな経営者は沢山いるだろうと考えています。オーナー社長がまだいる会社、従業員の平均年齢が高い会社、これまでIT投資をしてきていない会社、IT人材を採用する余裕がない会社は多い。従業員の方も業務の合間に山程あるITサービス(SaaS)からどれが最適か選定する時間はないし、提案をまとめて経営者に持っていっても「分からん!いらん!」と一蹴される。そんな苦労をされた方も多いのではないかと想像しています。

2.サービス

あえてそんな経営者がいる会社にIT顧問として、従業員の方に代わってシステム投資の提案をする人材がいても良いのではないか。継続してお付き合いすることで報酬を頂き、経営者のそばで町医者のように中小企業の業務効率、DXに一緒に向き合う企業があっても良いのではないか。

弁護士、税理士、公認会計士、主治医のように先生と呼ばれる方が中小企業の経営者の支えになっている。これまでにないITの先生(SaaSドクター)が必要ではないか。

特定のプロダクトの販売、導入、サポートを行っているIT会社や人月単価が高いITコンサル、経営コンサルは世の中に沢山ある。複数のプロダクト+開発力をもって課題解決を行うSIerも多くあります。しかし多くの企業はメインターゲットをIT投資に積極的で規模の大きな会社(IT人材がいて、サービス選定ができる会社)にしており、50名未満のオーナー企業に対して積極的には営業していないだろうと推測しました。結果としてIT助成金があっても活用できない。

<サービス①:コンサルティング、SaaS選定>

経営者、従業員から経営・業務の課題を聞きながら、IT投資効果の大きい箇所を抽出、課題解決に最適なSaaSを選定して提案を行う。IT投資にネガティブな経営者に対して、根気強くIT投資の提案を行う。

<サービス②:SaaS導入支援>

SaaSの多くは導入主体がお客様になることで初期導入費用が少ない。だからこそパワーの足りない中小企業は導入に消極的なように思う。システム導入になれた人材が短期間でスムーズな導入を支援する。プロダクト・販売ベンダーとの橋渡しを行う。

<サービス③:顧問契約・定期検診>

単発の提案・導入支援ではなく、継続してIT相談ができる人材を確保することで顧問料を頂く。定着まで時間がかかるシステムの利用状況を定期報告しながら、活用に向けた追加提案を継続して行う。複数社で1名のIT人材を確保することで月額負担を最小にする。経営者は主治医に悩み相談する感覚で、担当にいつでも相談できる。担当はプロダクトに縛られないコンサルティングを定期的に行う。

上記サービスを父のような経営者がいる従業員50名未満の中小企業に届けたいと強く思っています。

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