『カナレットとヴェネツィアの輝き』
10月は芸術の秋🍂
ということで、SOMPO美術館へ『カナレットとヴェネツィアの輝き』を見てきました。
SOMPO美術館へは2〜3回目の訪問。じっくり見たかったので1人で行ってきました。
じっくり見たかったその理由は、ヴェネツィアに行ったことがあるから。それも今年の夏に。イタリアへ行く前から、この『カナレットとヴェネツィアの輝き』展が開催されることは知っていました。
イタリアへ行く前は、カナレットって聞いたことあるけど誰?状態。それはイタリアへ行ったからと言って変わりませんでしたが、でも一度見たことのあるヴェネツィアという景色をもう一度絵で見れるなんて!と思い、美術館へ足を運びました。
まずはどどんとヴェネツィアの鳥瞰図。そうそう、ヴェネツィアってこういう形してるんだよね。そうそう、イタリアの美術館でも鳥瞰図見たな。というように、初っ端から思い出が溢れてきて、じっくりというより、食い入るように見ていました。
さすがヴェドゥータ(景観画)の巨匠。全く同じ構図の街並みはないと分かっていながらも、そうそうこの景色!と思わずにはいられません。
カナレットは18世紀を生き、景観画に情熱を捧げた人。その情熱は19世紀の画家達にも影響をもたらしたようで、展覧会の最後には印象派の作品もちらり。モネも飾られていました。
印象派のモチーフに輪郭がないような作品も好きですが、カナレットのようなパキッとした風景画もとても好き。
美術用語も美術にも詳しくはありませんが、見て幸せになれるものがそこにあるなと感じています。
今年の美術館巡りはこれにて終了かな?まだまだ秋真っ盛りですが、芸術の秋楽しめました。
今年も残り2ヶ月ちょっと。まだまだ本や映画を観て人生を色濃くしていきたいと思います。