自己革新できる!マネジメントの基本について!!
皆様はいま、どのような目標を立て、どのように実現していこうと考えていますか?
目標を達成するためには、ただ「がんばる」だけでは不十分です。計画を立て、必要なリソースを整え、効率的に行動を進めるための「マネジメント」の力が不可欠です。
改めて「マネジメント」とは何か、そしてそれをどう活用できるかを考える好機です。このブログでは、マネジメントの基本を確認して、皆さまの新しい挑戦をサポートできればと考えております。
1.マネジメントと管理
マネジメントとは何か
マネジメントというと単に「管理」をすることのように捉えられがちですが、実際にマネジメントを担っていらっしゃる方からすると若干違和感を感じられるのではないでしょうか。
「管理」とは一定の基準に基づき、基準から外れないように維持することを指します。
昨今では、先行きが不透明で正解が見えにくい状況が多く見られます。こうした中では、基準の維持を超えた取り組みも含めてマネジメントの一環と捉えることが求められます。
マネジメントによって、組織が円滑に運営され、成果が生み出され、所属する人々にとってより良い環境が築かれるのが理想です。
しかし、それが容易に実現するとは限りません。むしろ、問題やトラブルは常に発生するものです。それらを克服して初めて、組織は目標を達成し、その存在価値を高めていくことができるのです。
これらのことからマネジメントとは、
「機会損失を最小限」にしつつ、「組織の目的・目標を達成するために、その組織が利用できるヒト・モノ・カネ・時間・情報などを創造的に活用することによって、成果を最大限にあげること」と言えるのではないでしょうか。
2.マネジメント・サイクル
PDCAの活用
マネジメントには2つの考え方があり、1つは「標準による管理」、もう1つは「計画による管理」です。
ここでは「計画による管理」に欠かせない、PDCAと言われるマネジメント・サイクルの活用について説明いたします。
PDCAは
PLAN:適切な目標を設定し、計画を策定すること
DO:目標、計画を踏まえて、業務を実行すること
CHECK:仕事の現状が、当初決めた目標・計画とずれていないかを確認すること
ACTION:確認結果をもとに、次のPLANに活かせる行動を検討し、処置すること
です。
マネジメント・サイクルはこの4つの要素を回すことを繰り返していくとで業務改善したり、目標達成に近づけていくことができます。
自分自身への応用
現在、あるいはこれから組織を担う管理者として、このPDCAを活用して自分自身を成長させることもできます。
そのためにはまずは自分を深く知り、また、その上で自分はどうなりたいのかという自分像を描きます。
自分の所属する組織や自分の担当している業務、さらに会社を取り巻く外部環境も、今後どのように変化していくかを予想しつつ理想の自分像になるための具体的な目標を決めます。
目標が決まればあとは、PDCAを回していくだけです。
環境の変化や時代の要請に応じて、自らの意志で自分の考え方や行動を変えていくことを自己革新と言います。
PDCAを活用しつつ周りの人の助けを借りて、試行錯誤を重ねていくことで自己革新はなされていくのではないでしょうか。
今回はマネジメントの基本知識について記載しましたが、今後もマネジメントについてこのブログから発信していきたいと思います。