
1/19(日)文学フリマ京都9に出展します。【お-55】鏡の森
1/19(日)開催の文学フリマ京都9に出展します。
本当はこの記事、三連休の間に公開しておきたかったのですが、諸事情で遅くなりました。
文学フリマ京都9について
【日時】2025/1/19(日) 11:00〜16:00
【会場】京都市勧業館「みやこめっせ」1F 第二展示場
【イベント詳細】https://bunfree.net/event/kyoto09/
入場は無料です。
お品書きおよび配置図
「鏡の森」は、ジャンル【小説|ファンタジー・幻想文学】の【お-55】に配置されました。
Webカタログは【こちら】です。
島中のブースで、お隣の【お-56】Mukasou様に隣接をお願いしました。
お品書きおよび会場配置図は下記のとおり。


文学フリマ京都には、初めての出展となります。
十数年、もしかしたら二十数年前にインテックス大阪で開催されていた同人誌即売会に何度か参加したことはあるのですが、サークル参加だったのか、友人に同行しただけだったのか、さっぱり記憶がありません。
そのため「関西エリア初です」とは断言できないのですが、文学フリマ京都への出展が初めてなのは間違いありません。
なお一度限り開催された「文学フリマなごや」には出展しておりましたが、他地区への出展経験はありません。
文芸が主体で、これほどの規模のイベントには初めて出展するので、会場の雰囲気など想像ができずにけっこう緊張しております。
「鏡の森」頒布物の詳細
当サークルでは、主に下記の6作品を頒布します。
詳細はWebカタログをご覧いただければと思いますが、なにしろ初参加ですので、まずはひととおり紹介させていただきます。
【#村を焼くなら】アンソロジー
アンソロジー / A5 / オンデマンド印刷 / 220p / 800円
mee / 目榎粒子様主宰、17編すべて〝村を焼く〟がテーマのアンソロジー。
去る12月に開催された「文学フリマ東京39」にて発行されたアンソロジーです。委託冊数の残部が1冊のみのため、完売後は見本誌(非売品)の展示と通販のご案内のみとなります。
主宰様による紹介&冒頭試し読みは【こちら】から。


【魔法使いは謳われない】シリーズ
本編1巻:A5 / 自宅プリンタ印刷・自家製本 / 164p / 700円
本編2巻:A5 / 自宅プリンタ印刷・自家製本 / 124p / 500円
スピンオフ短編集:A5 / 自宅プリンタ印刷・自家製本 / 92p / 500円
あふれるほどの才能があっても、救いたい人々を助ける力はなかった。
その役割が自分にしか果たせないものならば、たとえ道化であっても構わないと思っていた──。
硬質・シビアな異世界ファンタジー長編シリーズ。
転生・チート・ご都合主義なし、地に足のついたファンタジー作品をお探しの方にお勧めです。
私の長編作品の特徴として、立場や能力には恵まれているものの、それだけでは解決できない問題を前に立ち止まってしまった、あるいは達観を装ったキャラクターの登場があります。
明るく前向きに協力しあって解決していこうぜ、というよりは、周囲の思惑に翻弄される中で踏ん張って自分なりの解を見つけ出していく、というような。素直なキャラクターもいますが、メインではありません。
群像劇であり、ヒューマンドラマ的な作風です。
現在、3巻で完結予定の本編が2巻までと、スピンオフ短編集1冊を発行済です。
3巻は2026年の発行を目指しています。
本編の試読や、関連掌編を【こちら】からご覧いただけます。

【罪深い僕が君を取り戻すまでの長く短い物語 第一集】
A6 / オンデマンド印刷 / 72p / 500円
ふたつ前の新月の夜、ジェーンは目覚めた。
目の前にいた男が言うには、ジェーンは古の魔女なのだという──。
嘘が得意な自称・怪奇作家の青年と、 首から下の体と記憶を失い、ただ目覚めた〝生首〟ジェーンの物語。
2023年11月、X(旧Twitter)およびカクヨムで企画された「#novel首塚」への参加作品11編をまとめた連作短編集です。
ほんのりゴシック/耽美な方面を目指して書いた作品のため、全体的に癖のある文体です。
うち5編はカクヨムにて公開済み、5編が後日公開予定で、1編は冊子版限定です。2024年11月に公開された追加お題も含め、残るお題についても執筆の上、最終的には第3~4集での完結を目指しています。
本の形でお楽しみいただきたい方に。

表紙デザイン・中扉等を「工房ふじ」様にお願いしました。
【30 stories】
A6 / オンデマンド印刷 / 152p / 500円
パン籠を手に鎮魂森へ通う日々「街と森」、 幻となった過去と現実を思う「小さなバタフライ」、 人気のない森に住まう老人は語る「画家の告白」など、 30本のお話を詰め合わせた掌編集。
スマホアプリ「書く習慣」のお題を使って書いた30編のショートショートをまとめました。
1編あたり700~2,800字、5分以内でさくっと読める、即興性の高いお話がぎゅっと1冊に詰まっています。
ジャンルは〝すこしふしぎ〟だったり、ほんのりオカルトだったり、ヒューマンドラマだったり、SFっぽかったりと様々。
隙間時間に短いお話を読みたい方や、「鏡の森」作品を初めて読む方にお勧めです。
2/3ほどの作品はwebでも公開しています。
書き下ろしが11編だったかな? 文庫本サイズで手軽に持ち歩いていただけるので、出先での時間潰しにもお勧めです。

この本の表紙デザインも「工房ふじ」様です。
なお、見本誌に関しては「魔法使いは謳われない」本編1巻、「罪深い僕~」、「30 stories」の3種を提出予定です。
ブース前での立ち読みもお気軽に。「魔法使い~」シリーズに関しては本編1巻の試読版(無料配布)の用意もあります。
自分の作品について口頭で説明するのはとてもとても苦手な上に会話下手なので、ご質問いただいても構いませんが、頓珍漢な回答をするかもしれません。ご容赦を。
その他、つれづれ
全国各地で開催される文学フリマですが、噂によれば東京・大阪はかなりの規模で、身動きがとれないこともあるとか。
文芸のみでその規模のイベントへの憧れはあるものの、正直言って尻込みしています。
京都も私にとっては結構な規模ですが、他の開催地に比べて居住地である岐阜県から近いため、もっとも出展しやすい開催地。
しかし勤務先の土日出勤が冬季に発生しがちで、これまでは見事にバッティングし続けていたため、出展できずにいました。
今年と、カレンダーを見ての予想では来年も出展できるんじゃないかなと思っています。
出展するからには、1冊でも多く手に取っていただけたら嬉しいです。
Webカタログの「気になる」ボタンも、ドキドキしながらチェックしています。
お隣の【お-56】Mukasouさんにもファンタジー作品、エッセイ、旅行記など素敵な本がありますよ。
Webカタログは【こちら】。
当日は日帰りのため、朝から公共交通機関での移動です。
お天気はどうかな。電車が止まったりしないといいな。
当日ご来場予定の方、お気軽にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。