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120年目の早慶戦。120年目の慶早戦。(20231029 早稲田大×慶應義塾大)
今年で120年の長い歴史を積み重ねてきた早慶戦。
一見、我々からしたらこの表現に対して違和感はないが、慶應生からしたら許されない。
今年で120年の長い歴史を積み重ねてきた慶早戦。
と訂正しなければならない。
お互いのプライドがぶつかり合う。
早稲田大学×慶應義塾大学の一戦。
今節を迎える前までの対戦成績は
早稲田の240勝、慶応の198勝
今節は両校に優勝がかかる一戦。
早稲田が六大学単独最多となる47回目の優勝を果たすのか
それとも
慶応が節目の40回目の優勝を飾るのか
早稲田は熊田任洋(東邦)、加藤孝太郎(下妻一)、東海林碧波(早稲田実業)がプロ志望届を提出。
しかし、ドラフト会議で彼らの名前は呼ばれず、昨年の蛭間拓哉(西武)に続く指名とはならなかった。
悔しい思いを味わった分、学生最後の早慶戦には燃えるものがあるはず。
特に、副将の熊田は1年時から早稲田のショートでレギュラーを張っている。
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8月のJAPAN壮行試合で見た際も、バットコントロールがいい印象を受け、守備も本職ではないセカンドだったが、不慣れな感じもなく軽快にこなしていた。
↓強化試合の記事↓
「本当に学生野球で最後になるかもしれないので、悔いの残らないように全身全霊で戦いたいと思っています。」
と熊田は意気込んだ。
↓引用↓
対する慶応は
廣瀬隆太(慶應)がソフトバンクからドラフト3位指名を受けた。
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その廣瀬は以前の記事でも紹介したが、六大学屈指のスラッガー。
熊田と同様、1年から慶応のレギュラーと出場していた。
↓廣瀬の記事↓
さらに、四番の栗林泰三(桐蔭学園)、五番の宮崎恭輔(國學院久我山)は六大学リーグ打率1位、2位と上位を独占。
それぞれ3HRを放つなど長打力も申し分ない。
投手では柱である外丸東真(前橋育英)が慶早戦前まで5勝負けなし。
投打ともにバランスの取れた戦力で試合前時点では勝点4で首位に立つ。
伝統の一戦。
第1戦は、早稲田が2年生小澤周平(健大高崎)のサヨナラタイムリーで劇的勝利。
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早稲田が勝てば、2020年秋以来のリーグ優勝となる第2戦。
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バックネット裏、外野席も大観衆が詰めかけた。
早稲田の優勝を食い止めたい慶応は1年生の竹内丈(桐蔭学園)が6回無失点の好投。
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140キロ近くの直球が左打者の外角低めに決まり、なかなか打者も手が出せなかった。
打者陣も栗林、宮崎がタイムリーを放ち、4-0で勝利。
イーブンに戻し、決着は今日の第3戦に持ち込まれた。
その第3戦。
3回に廣瀬が打った瞬間、一目で分かる2ランで先制。
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なんとか同点にしたい早稲田は6回、内野ゴロの間に1点を返す。
しかし、次の7回に本間颯太朗(慶應)のホームランなどで3点を追加。
早稲田はその後追い上げを見せるも、逆転には至らず。
120年目の慶早戦・秋は慶応大学がリーグ最終戦で優勝を飾った。
「一番記憶に残るホームランになりました」
試合後そう語った廣瀬。
通算20号となった本塁打は、阪神・岡田彰布監督に並ぶ歴代4位タイ。
「偉大な方と肩を並べられて光栄です。岡田監督くらいの活躍を目指して頑張りたい」
プロの世界へ向け、闘志を燃やした。
↓引用↓
120年目を終えた、早慶戦
120年目を終えたた、慶早戦
121年目はどんな熱いドラマになるのだろうか。