生き急いでいる人への処方箋
なんか生き急いでない?
友人などからこんな言葉をかけられた経験のある方はいませんか!?
実は僕、つい数年前までこの言葉を様々な人から言われていました。
僕自身としては一切そんなつもりはないのですが、
どうやら周りから見るとそう見えるらしいのです。
まだ特定の誰か1人に言われたことであれば、気にすることもないのかもしれませんが、
複数人に言われているので、これは自覚せざるを得ませんでした(笑)
確かに振り返ってみると、
生き急いでいるように見えても仕方ない状態だったように思います。
典型例は、「予定が詰まりまくっている」ということです。
意図してそうなっていたわけではないのですが、
暇が苦手というか落ち着かない性格で、
何かをやっていないと気が済まないタイプでした。
(分かってくれる人いたら、すごい嬉しいなぁ~w)
でも、最近はそんなことが少なくなりました。
(実際に最近はあまり言われなくなりました。)
もちろんコロナの影響でそもそも人と物理的に会えないこともありますが、
それよりも根本的に大きいのは、
今の状態でどこか満足感のようなものを感じられているからです。
じゃあ、なんで急にそんな変化があったのか?
それは、
今はこれを地道に頑張ろう!と覚悟を決めたから
だと思っています。
実は、
自粛期間のおかげで自分を見つめ直すことが多く、
人間心理系(マーケティング、消費者心理学、行動経済学など)の勉強をしよう!と心に決めました。
ここに至るまでにも色々と考えたのですが、
結論的には今やってる仕事や今後にも活かせて、
かつ強い関心を持てる領域だったからです。
その文脈で最近読んだ本に、
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』があります。
マーケティングに関する本なので、
本の中身とは観点がずれてしまうのですが、
本当に変わりたいのであれば、すぐには変われないことを最初から折り込ん で覚悟を決めることです。
このように書かれている一節がありました。
また、このようにも書かれていました。
「 成功」のために最も大切なのは、自分が情熱を傾けられる台に覚悟を決めて座ることです。
僕が生き急いでいる感じがなくなったのは、まさにこれだと思っています。
これまでは自信のなさから
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と、
変に躍起になっていました。
その行動によってすぐに成功が得られるわけでもないのに。
もちろん今も好奇心旺盛なことには変わりないので、
引き続きカレーや日本酒など興味の幅は広いですが、
当面の軸足が定まったイメージです。
生き急いでいる感がないのは今回が初めてのようにも思えてくるのですが、
実はちょうど10年前くらいも似たようなことがありました。
それは受験勉強です。
今回のように深く考えて受験勉強に覚悟を決めたわけではないですが、
少なくとも当時行きたいと思っていた大学があって、
そこに行くためにできうる全力を注いでいました。
高2からがっつり受験勉強をし始めたのですが、
行きたい大学との偏差値のGAPは、当時20以上あったと思います。
しかもほぼ全教科で苦笑。
結局第一志望に行くことは叶いませんでしたが、
この時の経験は今では財産となっています。
最後にこれまた文脈が違うのですが、
『タイムラインファースト時代のSNS運用』という記事の中に、
一般人が成功(ここではフォロワーやファン数の増加)するためには、
しぶとく・しつこく・したたかに
これが重要だと書かれていました。つまり、
成功するための近道なんて存在しないんだ
ということです。
長くなってしまいましたが、
生き急いでいると言われそれに違和感を感じる方は、
ぜひ「情熱を注げるものに覚悟を決めて地道にやり続ける」ことをおすすめします!
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