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ご自愛極まってボディミルクを衝動買いした話
普段あまり衝動買いをすることもないのですが、とっても素敵な体験だったのでメモだけ。
先日十数年ぶりに代官山に降り立ち、所用を済ませてランチした後、ちょうど目に止まったのがビュリー代官山店でした。
交差点に面したアンティークな印象の店舗。
いつもNEWoManに入ってる店舗を横目で覗いたりささっと贈り物を買ったりするだけだったのですが、うーん、ちょっと、とても気になる。
今年のやりたいことの一つに、今まで行ったことのない場所に行くというのがありまして。行きやすいところに行くのではなくて、ちょっと敷居の高いところにもガンガン行くのだ!
というわけで、お連れ様にちょっと寄りたいと伝えて店舗にお邪魔しました。
(インバウンドの団体さんが入っていたので少し店前で待たされつつ。)
店舗に入ると担当さん的にお兄さんがついて回ってくれて、何くれとなくお世話をしてくれます。あんまりぴたりとくっつかれると落ち着かないので、遠回しにお伝えすると本当に心地よい距離感まで離れてくれるのがありがたい。
ハンドクリームか櫛、と思って探していたのですが、興味本位程度に嗅いだアンブル・ドゥ・マダガスカルが、とてもとてもとても良い香りでどんぴしゃ好みで。ジャスミンとアンバーなんて何それ大好物の組み合わせすぎてだめだー!
香水を買うほどには試せていないけど、ボディオイルかミルクならば使えるのでは…?となり、手元で試させてもらったところ、肌への馴染み方も潤いも、自分の肌に乗せた時の香りもとても好みであーこれ買う!となりました。
アンバーに軽やかに導かれ、フローラルな語らいに酔いしれる甘美な「アンブル・ドゥ・マダガスカル」。タバコとウッディノートの奥深い余韻が肌と感覚をうっとりと包み込む、果てしなく謎めいた香り。深遠なアンバーが悠然と広がる地平線の果て、広大なマダガスカルの地での灼熱のバラード。 慎み深さに愛の妙薬が加わり、陽気なマンダリンと儚いジャスミンが輪舞する。
マンダリンのほんのり甘いフルーティさもあるので重くなりすぎず、ジャスミンとアンバーのしっとりとした柔らかなお色気が穏やかに香るのがとっても好みです。ふわーん。
購入するとボックスに名前をカリグラフィで入れてくれるのもとても素敵なサービスです。
接客してくれたお兄さんがなんかもう、ジルベール!と呼びたくなるような美少年顔で、えーこんな美しい人が時間をかけてわたしの名前を書いてくれるなんてそれなんてサービスなの…!となったのは秘密です(ここに書いといて)。
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お風呂に入った後、少し濡れた肌に伸ばすとよりしっとりと肌に馴染んで、夜つけた次の日、夜8時頃になってもまだほんのりと香ります。なんかこう、体臭のように自分に馴染む感じ。
自分を労る気持ちと愛する気持ちが爆上がりする、大事にしたい香りものになりました。大切に使い倒すぞー。