火をつけるのって難しい:朝井リョウさんまで286日
アウトドアを楽しんだことはあるだろうか。
わたしは、子育てをするようになって
たまに体験するようになった。
だが、あくまでも「体験」
本格的にやると準備する物がありすぎて
我が家にはとても入らないのだ。
それにわたし自身はアウトドア初心者もいいところだ。
そんなわたしが
先日、ブッシュファイヤー体験をしたので語りたい。
ブッシュファイヤーってなんじゃらほい?
なんじゃらほいという言葉
久しぶりに使ったが昭和の響きがすごい笑
話がズレそうだ。
ブッシュファイヤーとは
焚き火をかっこよく言う時にで使われるようだ。
でも、調べたところ
オーストラリアでは
山火事という意味で使われるようだ。
オーストラリアは南半球唯一の大陸だから
島国の日本と比べて
焚き火のスケールが違うということだろうか
(違う)
GWに火起こし体験
子供と火起こしを体験した
火起こしという言葉で思い出されるこの器具。
火起こし難易度はマックスだ。
なぜなら、煙が出続けるまで
木の棒を回し続けることは至難の技だからだ。
回転が止まったり軸がズレたりして
なかなか回転を継続できない。
作業イメージとしては
ぶんぶんごまを煙が出るまで回し続ける感じだ。
火が出ない!!
知識がないゆえにわたしはかなり驚いたが、
この方法、摩擦で火がボーっと出るわけではない。
棒の先の穴には燃えやすい素材が入っていて
それから煙が十分に出たら、
その素材を燃えやすいところに移して
ふーふーして着火させるのだ。
なんて繊細なんだ!!
無理ったら無理。
現代に生まれて本当に良かった。
この時代に生きていたら、
わたしは着火できないゆえに
生肉を食べて食中毒で死ぬのだろう。
現在に生まれて本当に良かった。
学生時代に「火は人間の生活を大きく変えた」と学んだ気がするが
そりゃ、生活変わるわー!!!
だって、火を得るのは難しいから。
生き残ることのできる方もいる
この体験はいくつかの家族で行っていたのだが、
他の家族は子供の年齢が高かったのもあり、
「火がついたー!」
と歓声があがっていた。
この家族はタイムスリップしても生き残れそうだ。
今、さらりと子供の年齢のせいにしたが
わたしもこの火起こしに挑戦したが箸にも棒にもかからなかった。
さらに言うと、マッチをつけることさえできなかった。
現代に生まれて本当に良かった。
わたしのようにズボラで不器用な人間は
火が希少な時代では
水も沸かせずに水中の微生物にやられるだろう。
今生きながらえているのは
火や電気を始め、文明の利器に支えられているからだ。
火はつけてもらうに限る
バーベキューをするにも花火をするにも
夫を始め、だれかがつけてくれる。
わたしはチャッカマン以外の方法で
火をつけることができない。
それでも現代では生きていることができる。
現代に生まれて本当に良かった。
だって火をつけるの怖いじゃん。
(アウトドア以前の話かもしれない)
アウトドアをすると
苦手すぎるゆえに
自分は現代で色んなものに生かされているんだ
というのを再確認できる。
傲慢になったらオススメだ。
▼ チャッカマンはこれ
火起こしして焚き火を楽しんだ
木の香り、
パチパチという音、
(雨だったので)雨の音
こんなに整えられているのに
すごく自然だった。
火が燃えているだけなのに
すごく癒された。
これがアウトドアの魅力なんだろう。
お湯を沸かす という話で思い出したよ ▼
火があっても死ぬかもしれないな ▼
このとき、マッチをつけられなかった話
・・
今日は「火をつけるのって難しい」のお話。
明日もお楽しみに!
小声:
スキ♡を押してもらえると嬉しい!
反応があると明日も続けられそう!
・・・・
人生を変えた一冊(と朝井さんに言いたい)
風と共にゆとりぬ (文春文庫)