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桜間中庸「赤い電車」

本日は桜間中庸「赤い電車」を朗読しております。

桜間中庸(さくらまちゅうよう・1911〜1934)は、大学生のときに夭逝した詩人・児童文学者です。
「赤い電車」は―(細かなツッコミドコロはあるおはなしですが)―待つ楽しさ、優しい人と親しくなる嬉しさ、ほしいものを手に入れる喜び、そして喪失の哀しさが、短く素朴な作品のなかに、きれいにおさまっているのがいいなあと思います。

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