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「期待しないでおこう」と思ったのに、また期待してしまう人へ

「なんでこんなことになるの?」
「思い通りにいかない…もう嫌だ。」

そんなふうに、何かのせいにしたくなることってあるよね。
期待してたのに裏切られた気がして、モヤモヤが止まらない。

でもさ、ちょっと考えてみてほしい。
その「責めたくなる気持ち」、もしかしてコントロールできないことに対して生まれていない?

期待して思い通りにならないと、がっかりするのは当たり前


たとえば、友達と約束していたのにドタキャンされた。
仕事で頑張ったのに、評価されなかった。
好きな人に優しくしたのに、そっけなくされた。

こんなとき、「なんで?」「こんなはずじゃなかったのに!」って思うよね。

「期待していた未来」と「現実」が違うから、ガッカリする。
心の中で「こうなるはず」と思い込んでいたのに、それが裏切られるから苦しい。

でもさ、そもそも、その結果をコントロールできた?

・友達がドタキャンするかどうか
・上司が評価してくれるかどうか
・好きな人が優しくしてくれるかどうか

これって、自分で決められること?

責めたくなる気持ちの正体


もし、自分が約束を破ったなら、「ごめん」って言えるよね。
でも、相手がドタキャンしたとき、「なんで?」「こっちは予定を空けてたのに!」って責めたくなる。

このとき、心の中では**「私は被害者だ」**って思ってる。
「相手が悪い」「自分は悪くない」っていう構図ができあがってる。

でも、本当にそう?


友達が約束を守れなかった事情があるかもしれない。
上司が気づいていないだけかもしれない。
好きな人にも、その日の気分や状況があったかもしれない。

相手には相手の都合があって、それを全部コントロールすることなんてできない。

なのに、「こうなるはずだった!」と決めつけていた未来を壊されたから、怒りや悲しみが出てくる。

「被害者意識」が自分を苦しめる


「私ばっかり損してる」
「なんで私はいつもこんな目に合うの?」
「ちゃんとしてるのに、どうして報われないの?」

この気持ち、めちゃくちゃわかる。
でも、このモードに入ると、ますます苦しくなる。

なぜなら、「自分は不幸だ」「私は犠牲者だ」という前提で物事を見てしまうから。

たとえば、電車が遅れたときさ、

「仕方ないな、たまにはこういうこともあるか」
って考えるか、

「なんで私のときに限ってこんなことになるの?最悪!」
って考えてみるか、

どっちも自然に湧き上がってくる考えだと思うんだけども、考え方をするかで、気分って全然違うよね。

被害者意識が強いと、「自分に起こることは全部理不尽で、誰かのせい」になりがち。
でも、それって結局、自分の気持ちを自分でコントロールできなくなるってこと。

「自分にできること」にフォーカスする


じゃあ、どうすればいいのか?

答えはシンプル。

「コントロールできること」と「できないこと」を分ける。

コントロールできること
自分の行動、考え方、感じ方、選択

コントロールできないこと
他人の行動、感情、評価、

相手の行動を変えることはできないけど、自分の気持ちの持ち方は変えられる。


たとえば、友達にドタキャンされたなら、
「じゃあ今日は別のことを楽しもう」って考えられる。

仕事で評価されなかったなら、
「どうすれば評価してもらえるか?」を考えたり、
「評価されなくても、自分が成長しているならOK」と思うこともできる。

好きな人がそっけなかったなら、
「今日のあの態度は、たまたま機嫌が悪かったのかも」って考えることもできるし、
「私は私で、ご機嫌でいよう」って決めることもできる。

相手の行動を変えることはできないけど、自分の気持ちの持ち方は変えられる。

「こうなるはずだったのに…」から抜け出そう


「思い通りにならなかった…」って落ち込んだとき、ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。

そもそも、それは自分で決められることだった?

自分ができることはやった?

今の気持ちを楽にするために、自分ができることは?

この視点を持つだけで、かなり気持ちが楽になる。

被害者意識から抜け出すって、「負けを認めること」じゃない。
むしろ、「自分の機嫌を自分で取る」っていう、最高にカッコいい生き方なんだよね。

責めるのをやめると、ラクになる


「思い通りにならない」のは、コントロール外のことが多いし、被害者意識があると、さらに苦しくなる。

だけれども、「自分にできること」に意識を向けると、気持ちが楽になる。

思い通りにならなかったとき、「なんで!?」って責めるんじゃなくて、「これはコントロールできた?」「自分ができることは?」って考えてみてほしい。

そうすると、他人や環境に振り回されずに、自分の人生をちゃんと自分で舵取りできるからさ。

「どうせなら、ご機嫌でいこう。」

ご機嫌が10割って本も売ってたね。たしかに!って思ったよ。
それくらいの気持ちでいたほうが、絶対にラクだから。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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