「どうせ…」に呪われた自分を笑い飛ばす方法

「どうせ失敗するだろうし、やめとこかな…」
もう、そんな自分にうんざりしてませんか？

毎回新しい挑戦を目の前にすると、「どうせ…」が無意識に頭に浮かんで、やる気をブレーカーでガンっと切ってしまう。そのたびに、「いやいや、まだ何も始まってないじゃん！」って言いたくなるけど、どうしてもその呪文に支配されがち。

私もよくやるんです。「どうせ上手くいかないし…」って。
やる前から決めつけるその思考、まるで自分が未来の予言者かのように、「もう失敗するって分かってるんだよなー」って自分を説得しちゃってる。でもこれ、実は先読みの誤りっていうやつなんです。

1. 「どうせ」が出てきた瞬間、その未来は消し飛ぶ

あなたも経験があるかもしれません。「どうせ失敗するからやめとこう」って。
その瞬間、すでに未来に壁を作ってしまっているんです。

例えば、友達から誘われた遊びに行くかどうか悩んでいるとき、無意識に「どうせ行っても楽しくないだろうし…」って答えを決めてしまう。それでそのまま断る。
でも、考えてみて。何もしてないのに、どうして「楽しくない」って分かるの？

その瞬間に、すでに未来に対して「無理」ってフィルターをかけてしまっているんですよ。

2. 「どうせ」の背後に潜む、未来の自分を守るガードマン

そしてもう一つ大事なのは、「どうせ」を口にすることで、自分を守ってる自分がいるってこと。
実は「どうせ」を言うことで、傷つかないようにしているんです。
だって、失敗しないためには、最初から「どうせ」と言っておけば、失敗しても「ほらね、言った通りだ」って自分を守れるから。ちょっとズルいですよね。でも、それで満足しちゃう自分もいるから困ったものです。

例えば、プレゼンや試験で「どうせうまくいかないから」と言って準備をしない。結局、結果は予想通り…「だから言ったじゃん」と自分を納得させてしまう。だけど、もしその時に「できるかもしれない」と思って挑んだら、結果がどうであれ「やった！」って感じになれたかもしれないのに。

3. 未来のリスクを過剰に先読みしてるけど、何も起きてない

「どうせ」はリスク管理の一環と思っているかもしれませんが、実はそれ、ただの過剰な先読みです。
事前に心の中で「うまくいかない」と決めつけてしまうのは、何も起きていないのに怖がっているのと同じです。
でも、怖がる必要って本当にあるの？

例えば、新しい職場に初めて行くとき、無意識に「どうせみんな嫌な奴らなんだろうな」と思ってしまって、行く前から心が沈んでいる。でも実際に行ってみると、「あれ？案外いい人たちじゃん」となったり。

この過剰な「どうせ」が、私たちの未来の楽しみを奪ってしまっていることもあります。

4. どうせ、に勝つための自虐的エクササイズ

じゃあ、どうすれば「どうせ」に勝てるのか？
実は、その答えは簡単。自虐的に笑い飛ばすことなんです。

「どうせ失敗するだろう」って思った瞬間、あえて自分に「それ、マジで言ってるの？」って突っ込んでみる。
「あー、なるほどね！じゃあ、どうせ失敗するからこそ、失敗しても堂々と『やっぱりね！』って言おう！」って、逆に自分を笑う。自分の弱点を一歩引いて見ると、意外と可愛く見えてくるんですよ。

そして、その「どうせ」が出てきたら、「どうせ」でいいや！って開き直るのも大事。「どうせダメだし！」って言った後、意外とやってみると成功することも多いんです。

5. 最後に：自分に期待しすぎないことが大事

結局、「どうせ」は過剰な期待が生んだ産物なんです。
未来に完璧を求めすぎてしまうから、失敗することを恐れる。でも、完璧じゃなくても、うまくいかなくても、それが人生の味なんですよね。

「どうせ」の呪縛を解くには、まず自分に少し優しくしてみること。
「どうせ無理」じゃなくて、「やってみてもいいかも！」という前向きな気持ちで挑戦してみましょう。

どうせ失敗しても、なんだかんだで笑い話になることも多いから、不安を抱えすぎず、気楽にね！