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なんで「ただのおじさん」に媚びうるんだ?就活や面接から恋愛まで。権威の魔法を解け!

大手企業の偉い人。
面接官。
社長。

イケメン
美人

そういう「権威ある人」に認められると、なんか安心する。

一方で、面接に落ちたり、フラれたりして傷つくのは、その人が大切だったからということも、もちろんあるけどさ、今回は「権威にフラれて傷つく」こっちを扱いたい。

でも、よく考えてみてほしい。
「このおじさん、もし無職だったら?」

そしたら、多分こっちは興味すら持たない。
でも、「大手の人だから」「肩書きがあるから」ってだけで、その人の言葉が特別な価値を持つように感じる。

・・・これって、一体なんなんだろう?

「認められたい」の奥にあるモヤモヤ


確かに、大手の人に認められると、プライベートでも見られ方が変わる。
「すごい人に認められてる=私もすごい」っていう構図が成立するから、恋愛市場や結婚の選択肢も広がる。

でも、それだけじゃない。
本当の問題は、「あなたは、今、なんでそこに価値を感じてんの?」ってこと。

例えばさ、

大手企業の人が「君、いいね」って言ったら、自分の価値が上がった気がする

偉い人に評価されたら、なんか誇らしい気持ちになる

「すごいですね」って言われるために、頑張りすぎてしまう

これって、単純に「承認欲求」って話でもない。
もっと深いところで、「自分の価値を誰かに保証してほしい」っていう感覚があるんじゃない?

「自分の価値」を外部に預けてしまう心理


例えば、子供の頃からこんなふうに育ってきたとする。

親や先生の評価が絶対だったし、

「いい子」って言われると安心したり、

逆に、いつしか、誰とは問わず、
評価されないと「自分はダメだ」と思った。

そんなメカニズムが働く環境にいた。

こんな環境で育つと、「誰かに評価されること」がアイデンティティの一部になっちゃう。

つまり、
「私は価値がある?」っていう問いに、自分じゃ答えられない。

だから、「権威ある人に認めてもらうことで、自分の価値を確認しようとする」

これ、めちゃくちゃしんどいループじゃない?

「ただのおじさん」に媚びうる違和感


で、ここで問題になるのが、「なんでこの人に媚びてるんだ?」っていうモヤモヤ。

例えば、大手の偉いおじさんが目の前にいたとする。
別に性格がいいわけでもない。
見た目が特別カッコいいわけでもない。
なのに、なぜかこっちは低姿勢になっちゃう。

「あれ? なんでこんなにこの人の評価が気になってるんだ?」

これ、実は「社会的なヒエラルキーに無意識に組み込まれてる」からなんよ。

ふだん触れてるSNS、メディアや、噂話から

大手=すごい

役職がある=価値がある

成功者に好かれる=自分も価値がある


この構図が洗脳チックに無意識で刷り込まれてるから、「ただのおじさん」でも「偉い人」っていうだけで、こっちは勝手に価値を感じてしまう。

でも、それに気づいた瞬間、ふと思う。

「……いや、でも、このおじさん、そこらにいる、ただの人間じゃね?」

そう、この違和感が出てくるのって、自分の価値基準が揺らいでる証拠

「本当にこの人に認められることが、自分の価値なの?」って問い直しが始まる瞬間。

「権威がある人=正しい」と思い込む罠


そもそも、「この人に認められたらOK」っていう思考って、
権威がある人の評価は正しい」っていう前提があるから成立する。

でもさ、実際、偉い人の評価ってめちゃくちゃ適当なこともあるよね?

面接官が「この人は優秀」って言っても、入社後に全然活躍しないこともある

成功者が「これからはこの業界だ!」って言っても、全然流行らないこともある

「この人はダメだな」って言われた人が、後から大成功することもある

……つまるところ、権威ある人の評価って、そこまで絶対的なもんじゃない。

こっちの事実もしっかり探そう!

でも、俺らはつい、「この人がすごいって言ったから、本当にすごいんだ」って思っちゃう。

ここに気づくと、少しずつ「認められたい」って気持ちが変わってくる。

本当に評価されたいのは、「自分の本質」じゃないのか?


じゃあ、どうすればこのモヤモヤから抜け出せるのか?

たぶん、それは、、

「誰に認められたいのか?」を、自分の言葉で考えてみること。

「大手の人に認められたい」→ それ、本当に自分が望んでる?

「すごい人に評価されたい」→ それって、どんな「すごさ」?

「肩書きがある人に褒められたい」→ それって、その人の本質と関係ある?

こうやって問い直していくと、もしかしたら気づくかもしれない。

「私が本当に評価されたいのは、“誰か”じゃなくて、“自分の価値”なんじゃないか?」

「認められること」をゴールにするな


大手の人に認められたい。
偉い人に「いいね」って言われたい。
すごい人に「君は価値があるよ」って保証してほしい。

この気持ちは、正直めちゃくちゃわかる。
モチベーションに使って、もちろんいいと思う!

でもね、それをゴールにしてしまうと、一生「誰かの評価に振り回される人生」になってしまう。

だからこそ、「自分が本当に認めてほしい部分」を、自分で決めること。


肩書きじゃなくて、仕事の中身で評価されたいのか?

社会的な成功よりも、好きなことを極めることを大事にしたいのか?

誰かの「すごいね」よりも、自分で「これが好き」と思えるものを持ちたいのか?

などなどね。


こういう基準を自分で持てると、「ただのおじさんの評価」に振り回されることがなくなる。


そして、気づく。

「なんであんなに、この人の評価を気にしてたんだろう?」って。

権威の魔法が解けた時、本当に自分が目指すべきものが見えてくる。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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