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スマホがあなたの素晴らしい時間を溶かす前に。ちゃんもした朝を過ごしたいあなたへ。

気づけばまた、朝のスマホ。起きた瞬間、枕元にあるスマホに手を伸ばして、無意識に画面をスワイプしている。メール、SNS、ニュース…同じアプリを開いているのに、繰り返し何か新しいものを探している。目はまだぼんやりしているけど、画面を見つめているうちに時間だけがどんどん流れていく。

そして気づくんだ。ああ、今日もまた「ちゃんとした朝」を迎えられなかったなって。

朝の時間が、いつの間にか奪われている


昔は朝がもっと清々しかった気がする。窓を開けて冷たい空気を吸い込んだり、ゆっくりコーヒーを入れて香りを楽しんだり。だけど今はどうだろう。スマホの画面をぼーっと眺めている間に、朝の一番いい時間が、どんどん消えていく。何かを得たような気になっているけど、実際には何も残らない。むしろ、目が疲れるし、心がなんだかザワザワするだけだ。

正直、スマホを見ている間は気づかないんだよね。それがどれだけ空っぽな時間なのか。朝の静けさとか、体が目覚めていく感覚とか、そういう「生きてる感じ」を全部後回しにして、私はただスクロールしてる。

何を見てるの? 何を探してるの?


ふと思うんだ。スマホで何を見てるんだろう?何を探してるんだろう?多分、特に理由はない。ただ手持ち無沙汰を埋めたいだけ。頭がまだ半分寝ている状態で、何か刺激が欲しいだけ。

だけど、その刺激って、本当に必要なものなのかな?例えば、SNSで友達の投稿を見て、「あ、素敵な場所行ってるな」とか「この人、充実してるな」って思う。でも、それが私の一日を楽しくしてくれるわけじゃない。むしろ、「なんで自分はこんな朝を過ごしてるんだろう」って思っちゃうこともある。

もしかして私は、自分の朝に満足できないから、誰かの朝をスマホ越しに見て埋め合わせしてるのかもしれない。だけど、その埋め合わせ、全然心にしっくりこないんだよね。

スマホを置いたら、朝が変わるかもしれない

でも最近、ちょっとだけ変えたんだ。朝起きたら、まず窓を開けて深呼吸してみる。寒い日でも、冷たい空気が肌に触れる感じが気持ちいい。少し顔を洗って、コーヒーを入れる。それだけで、不思議と体が目覚めるんだよね。

スマホを手に取る代わりに、ほんの数分だけでも「何もしない時間」を作ってみる。それが、なんだか贅沢に感じるんだよ。何かを見なくても、触らなくても、「自分の朝」をちゃんと感じてる。

そうすると、一日が少しだけ変わる気がする。心が慌ててないというか、余裕がある感じ。それは、スマホを置くことで得られた小さな変化かもしれないけど、私にとってはすごく大きな違い。

もう一回、自分の朝を取り戻そう


もちろん、スマホが悪いわけじゃないし、完全にやめようとも思わない。でも、朝一番にスマホを触るのはやめてみようかなって思うんだ。それよりも、自分の時間をちょっとだけ取り戻す方が、よっぽどいい気がするから。

結局、スマホを見てる時間って「誰かの生活」を覗いてるだけで、自分の生活とは関係ないんだよね。でも、自分の朝は自分のもの。だからこそ、その時間を大切にしていきたいなって思う。

明日から、いや、今日からでいい。朝の最初の一歩を、スマホじゃなくて自分のために使ってみよう。それがどれだけ気持ちいいか、きっと試してみたらわかるからさ。

それでも、無理なら、スマホ見るなら、YoutubeでもXでもインスタ見るときでも、
「今日はこれのために見る」という目的か、「7分タイマーかけて、そこまでは楽しむ!」って、時間を決めてみる。シンプルだけど、結局これよ。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと
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