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「いつもと違うこと」って、なんでこんなに面倒なんだろう

新学期、新生活、新しいことって、ちょっと怖くないですか?

私はめちゃくちゃ苦手です。いや、怖いっていうより、面倒くさいが正しいかもしれません。

例えば、コンビニでいつもと違うスイーツを買うのすら躊躇する。
「もし微妙だったらどうしよう」「200円損したら嫌だな」と考えてしまう。

カフェもそう。新しいお店を開拓するより、安定のチェーン店に行く方が気楽だし、「なんか微妙だったな」と思うリスクがない。駅の階段すら、いつもと違うルートは使わない。遠回りだったら時間の無駄だし、思ったより疲れたら嫌だから。

こんな感じで、「ちょっとした新しいこと」すら避ける習性がある。

これ、何か大きな失敗を避けてるわけじゃないんですよね。ただ単に、予想外の展開になるのが嫌なだけ。

「いつもと同じ」は、安心だけど変化がない


なぜこうなるのか考えてみると、「確実に満足できるものを選びたい」という心理が働いているんだと思う。

たとえば、通い慣れたカフェなら「絶対に美味しい」が約束されているし、同じ道を通れば「迷わない・疲れない」が保証されている。

一方、新しいお店に行ったら、「期待外れだったらどうしよう」という不安がつきまとう。いつもと違う道を通ったら、「こっちの方が遠かった…」と後悔するかもしれない。

だから、新しいことを避けてしまう。

でも、ここでふと思った。

「確実に満足できる選択肢」って、裏を返せば、想像の範囲内でしか楽しめないってことなんじゃないか?

試しに「ちょっと違うこと」をしてみたら…


そんなことを考えていた矢先、たまたまいつもと違う駅の出口から出る機会があった。

たまたま、というのは、うっかり乗る電車を間違えてしまい、降りる駅の位置がズレたから。いつものルートが使えないので、仕方なく違う階段を降りてみた。

すると、知らなかったおしゃれなカフェがあった。しかも、いつも行くカフェより落ち着いていて、コーヒーも美味しい。思わず「なんで今までここに来なかったんだろう」と思った。

正直、驚いた。

「面倒くさい」「失敗したら嫌だ」と思っていたけど、新しいものには、思ってもみなかった良さがあるのかもしれない。

そこで、もう一つだけチャレンジしてみた。

コンビニで、いつもと違うスイーツを買ってみた。すると、これが意外と美味しい。いつものやつより好きかも、と思うくらい。

「いつもと同じ」を続けていたら、一生この美味しさを知らなかったかもしれない。

たったそれだけのことなのに、なんだか視界が開けた気がした。

小さな「新しいこと」を増やしてみる


「新しいことは面倒」と思っていたけれど、実際にやってみると、思ったより楽しいことも多い。

もちろん、全部が当たりとは限らない。新しく開拓したカフェが微妙だったこともあったし、スイーツの新作が口に合わなかったこともある。

でも、よく考えたら、「失敗した」と思うほどのダメージではない。

「まぁ、こんなこともあるよね」で済むレベルの話だし、何より「新しい発見があるかも」というワクワク感がある。

それなら、少しずつでも「新しいこと」を取り入れてみるのはアリかもしれない。

いきなり大きな挑戦をするのはハードルが高いけれどさ、

コンビニで、いつもと違うスイーツを買うとか、新しいカフェを試してみたり、通勤ルートをちょっとだけ変えてみる。

このくらいの小さな「変化」なら、失敗したところでダメージはほぼゼロ。むしろ、新しいお気に入りが見つかるかもしれない。

これを繰り返していけば、「新しいこと=面倒」「いつもと違う=不安」という感覚が、少しずつ変わっていくんじゃないかと思う。

「ちょっとだけ違うこと」をやってみる


この前、偶然通りかかったお店で食べたスイーツが、びっくりするくらい美味しかった。

もし「いつもと同じ」だけを選んでいたら、たぶん一生出会えなかった味。

たったそれだけのことなのに、「新しいことって、意外といいかも」と思うようになった。

だから、これからも「ちょっとだけ違うこと」を増やしてみようと思う。

いつもと違う道を歩いてみる。
いつもと違うお店に入ってみる。
いつもと違うメニューを頼んでみる。

「新しいことって、面倒くさいし、失敗したら嫌だな」って気持ちは、きっとずっと消えない。

でも、その先にある「想像以上の楽しさ」を知ってしまったから、これからは、もう少しだけ冒険してみようと思う。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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