2021年秋冬のトレンド大本命は「色の力で世界を元気に!」
こんにちは。
牧 菜々子です。
春夏衣料が低調の、2020年。
今後のトレンドは、どうなっていくのでしょうか。
来年2021年となると、大きなトレンドの5年周期が終わり、次の5年周期に入る頃。
これまで見慣れてきたものが減っていき、大きく変わり始めそうです。
まずは今年の秋冬から
2020年、今年の秋冬は、ショート丈アウターが増える予感。
ショートダウンや、厚手のジャケット型コートをよく見かけるようになりそうです。
ただ、真冬の防寒対策用のロングコートは、まだ着る機会がありそう。
ロング丈も、今年はトレンドの賞味期限内です。
2021年のトレンドは?
来年2021年は、次の5年周期に入ります。
トレンドが、大きく変わり始める時期です。
ワントーンコーディネートが地味になり、ベーシックカラーだけでは物足りなくなる。
色の力を借りて、世界を元気にしよう!というムードが高まりそうです。
エコファーや、フェイクレザーなら、思い切った色にも挑戦しやすい。
ハイブランドがトレンドを牽引し、リアルなコーディネートにまで波及しそうです。
シンプルカジュアルはひと段落
2021年には、ベーシックな服や、シンプルカジュアルの服は、着ていて落ち着かなくなりそう。
シンプルカジュアルは、ひと段落のタイミングです。
デザイン性がある服、色柄ものの服に、つい手が伸びそうです。
一方で、「ビッグシルエットの反動でタイトシルエットに」という感覚は、それほどではない。
スキニーパンツがまた主流になることはおそらくないでしょう。
スカート丈が短くなったり、ショートボトムスが今より増えることはあるものの、それが2021年に大ブームになるほどでもない。
やはり、今までの5年周期の反動で行くと、ワイドやロングの部分よりも、色柄の部分が大きいと考えられます。
突如登場する新しいアイテムも
以前流行した、ガウチョパンツや、ジレ(ロングベスト)のように…。
それまで姿かたちすらなかったアイテムが、突如登場するというのも、次の5年周期ではありえます。
おそらく、2022年から2023年にかけて。
2020年の今はまだ、姿かたちはありません。
登場初期には「何か、ヘン」と思われるけれど、よく考えると都合がいい。
そういう姿かたちのアイテムが、また爆発的に流行するはずです。
細かい流行がたくさん出てくる時代
ここのところは、流行が細分化しています。
細かい流行が、たくさん出てくる時代なのです。
2021年で言えば、ネオンカラーや、ロングブーツ、スクエアトゥの靴、ベルト、スリット入りのボトムス、ミニワンピース、大きなエコバッグとしても兼用できるバッグなど。
細かいけれど、「たしかに増えたね」というアイテムがいろいろ出てきそうです。
その中でもし、「これはヘンでしょ」と思うものがあったら。
もしかしたらそれは、大流行の予兆かもしれません。