ごく普通の家庭に生まれた人が「育ちがいい」と思われるには
こんにちは。
牧 菜々子です。
ごく普通の家庭に育った私。
結婚して、夫との育ちの違いを感じるようになりました。
歯がきれい、姿勢がいいなどの、外見の部分もそうなのですが…。
他にも、「育ちがいい」と思われるためのポイントが、いくつかあります。
・曲名を知っている
・植物に詳しい
・匂いに敏感
・アドバイスをしない
・声が大きくない
大まかに言うと、「気づきを与えてくれる人と一緒にいる時間が長いので、自分に気を引く必要がない」ということに尽きます。
ここを意識すれば、自分の子どもを「育ちがいい」子どもにすることも可能です。
曲名を知っている
まず、育ちがいい人は、博識な人と一緒に過ごす時間が長いです。
ものを良く知っている人と、同じ場を体験して、いろいろと教えてもらうのです。
育ちがいい人は、クラシックに限らず、曲の題名をよく知っています。
曲名を知るには、曲を耳で聴いて、その場で同じ曲を聴いている人に聞くしかありません。
曲が流れる空間に、曲名を知っている人物と、居合わせる必要がある。
それだけ、労力をかけられているのです。
植物に詳しい
同じように、育ちがいい人は、動物や鳥の名前、花や植物の名前を、よく知っています。
曲名もそうですが、動植物も、名前を教えてもらうには、その動植物とそれを知っている人物とが、同時に居合わせないといけません。
もちろん、動物園や植物園にも足を運ぶでしょう。
こぢんまりした広場や公園でも、鳥や草花などがいっぱいです。
そこに一緒に行って、現物を見て、「これは○○だよ。」とわかる人が教えてくれる。
これも、人的資源が豊富でないと、実現しません。
ネットで調べるにしても、「これが、あれだよ。」と同定してくれる人が隣にいないといけません。
育ちがいい人は、実際に動植物を見て、「これは○○」とわかるのです。
匂いに敏感
育ちがいい人は、匂いにも敏感です。
これも、同じ空間で、同じ匂いをかぎ、「これは○○の香り」と教えてくれる人と一緒にいるからです。
ちょっとした匂いの違いに、すぐに気づきます。
匂いの種類が、多いのです。
常に、自分を気にかけている人と、一緒にいる。
だから、匂いが変わったら、すぐ確認できるのです。
アドバイスをしない
育ちがいい人は、アドバイスをしません。
自分に気を引く必要がない環境で育っているので、人を否定しないのです。
物事をよくわかっている人が、自分を見てくれている。
だから、自分に気を引くような言動をする必要がありません。
大人になってから、他人にアドバイスをするとしたら、真摯に求められた時だけです。
良かれと思ってアドバイスをするということは、徹底的に少ないのです。
声が大きくない
同じように、育ちがいい人は、声が大きくありません。
声が大きくなくても、聞いてもらえるからです。
これも、自分に気を引く必要がないから。
人にアドバイスをしたり人を否定したりしないのと、同じ理由です。
ただ、世の中には「声が大きいほうが有利」という場面もあります。
育ちのよさが、いつでもプラスに働くとは限りません。
自分の子育てにも応用できる
ごく普通の家庭に生まれても、「育ちがいい」と思われる要素は、たくさんあります。
自分の子どもを育てる時にも、意識しておいて損はありません。
しつけや、礼儀、清潔感ももちろんですが、育ちの良さのポイントは「ものを良く知っている人と同じ場を共有している時間が長い」というところにあります。
自分に気を引く必要がないので、他人を否定しない。
それがオーラとなって、独特の雰囲気を作るのです。
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