怒った人も後から「悪かったかな」と落ち込んでいる
こんにちは。
牧 菜々子です。
職場でも、家庭でも、ネット上でも。
余裕がなくなっているせいか、理不尽に怒る人っていますよね。
怒られたほうは、納得いかないし、怖いし、言われた言葉がずーっと頭から離れなかったり。
「まだ怒ってるのかな…?」と、ビクビクしてしまう。
でも、怒った本人は、「まだ怒っている」どころか、「悪かったかな」と落ち込んでいることもあるのです。
後になってから気持ちが変わることもある
その場の印象というのは強いので、ずっと残りがちです。
だから、怒っていた印象だけが、強く残る。
でも、人の気持ちって、そんなに長続きしません。
後になってから、気持ちが変わることもあります。
腹を立てて怒った人も、後になってから、「あんなこと言わなければ良かった…。」と、落ち込んでいるかもしれない。
ずーーっと怒り続けている可能性のほうが、むしろ低いのです。
原因が「子どもじみたこと」だと機嫌を直すきっかけがない
それでもまだ不機嫌な態度であれば、もしかしたら、原因が「情けないこと」や「子どもじみたこと」、「恥ずかしいこと」なのかもしれません。
「こんなことで腹を立てているなんて知られたら情けない。」
だから、原因を説明したり主張したりを大っぴらにはできず、機嫌を直すタイミングがないのかもしれません。
その場合は、「どうして怒っているの?」と聞いても、答えません。
立派な理由があれば、それを言うはず。
答えないということは、怒っている原因が「恥ずかしいこと」や「子どもじみたこと」だと自分でわかっている可能性が高いのです。
人としての尊厳をキープするためには、理由や原因を聞かず、「立派な人」として接するだけでOKです。
人格を尊重する
理不尽に怒られても、自分を犠牲にする必要はありません。
その場では怒っても、後から「悪かったかな」と落ち込んでいる可能性は、思ったより高いのです。
怒りは、そんなに続かない。
それでもまだ不機嫌なら、原因が子どもじみていて、言えない、機嫌を直すタイミングがない、という悪循環かもしれません。
原因は聞かず、人格を尊重すると、うまくいくはずです。