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今の高齢者は昔と違うということの意味

こんにちは。

牧 菜々子です。

今の高齢者は昔と違うと言われることがあります。

確かに、昔の高齢者の人たちと今の高齢者の人たちとでは、考え方が違うように思います。

今の高齢者の人たちは、平和な時代をおよそ80年近く生きています。

人は、平和な時代を80年生きれば、自分というものが筋金入りになるのも頷けます。

この先も、そういう人たちが高齢者になっていきますから、高齢者の人たちの自分というものが強固になっていく傾向は続くはずです。

ですがそれは、良いことではないでしょうか。

全然平和じゃなくて高齢者全員が柳のようにしなやかな世の中より良いのは確かです。

昔の高齢者の人たちの中にも90歳や100歳まで生きる人がいましたが、その人たちの70代や80代の時というのはここまで強固な自分ではいられなかったはずです。

今の高齢者は昔と違うと言われるのは、人は平和な時代を長く生き続けると筋金入りの自分になるということを意味しているのではないかと思います。