究極の鈍感力!「慣れ」は最強の味方
こんにちは。
牧 菜々子です。
私が、日頃から、全幅の信頼を寄せているものがあります。
それは、「慣れ」です。
慣れは最強です。
断ることも、助けを求めることも、慣れることでできるようになります。
断るための心がまえについてはこちら↓
自分の「慣れる力」を信じていれば、できないうちから、できる自分を前倒しして実感することができるのです。
人間の慣れる力はすごい
人間の、慣れる力は、すごいです。
一番は、「におい」への慣れです。
人間は、においにはすぐに慣れます。
この能力がないと、生きていけないのです。
また、歯医者さんで歯を削り、詰め物をした時もそうです。
かみ合わせを調整するわけですが、最初はどうしても違和感があります。
でも、何時間か経つと慣れ始めます。
そして次の日には、全く違和感がなくなる。
こうやって、私たちはすごい能力を発揮しているのです。
「慣れ」は自信をくれる
仕事でも、育児でも、初めてのことをするときは、ぎこちないし、失敗もする。
気持ちの面でも、緊張したり、イヤになったり。
でも、ただ繰り返すだけで、「慣れ」が強い味方になってくれるのです。
たとえ少しも上達していなくても。
繰り返すと、やり方が板についてきます。
慣れるだけで、短い時間で処理できるようになり、気持ちの負担も軽くなる。
これを経験上知っていれば、新しいことに挑戦する前から、自信を持つことができるのです。
自分の、「慣れる力」を、信じるのです。
信じるというのは、できるようになった自分を想像して、前倒ししてしまうこと。
やる前から、できる自分がわかる、という状態です。
これが「自信」です。
マイナス面を補ってくれる
たしかに、慣れてしまって、思考が停止したり、現状に甘んじたりという、マイナス面を招くこともあります。
慣ればかりだと、刺激がなくなって、人生がつまらなくなるという人もいるかもしれません。
そういう側面があることも事実です。
ただ、「慣れてしまってはダメ」と思えるのは、「苦手なことはしない」という生き方を現に貫けている人だけです。
それができない人もいるわけで…。
この「慣れる力」に助けられるプラス面は大きいと、私は思います。
一種の鈍感力とでもいうのでしょうか。
敏感すぎる感情を、抑えてくれます。
何か新しいことにチャレンジするとき、不安が募ったときは、少し思い出してみてください。
「慣れる力ってすごいんだ」って。
そうすれば、自分に自信が持てて、きっと乗り越えられるはずです。