【10歳児の名言】失敗から学んだこと
子どもも大人も「失敗することって大事!!」と私は思います。
本当はしたくないし失敗するとへこむけれど、失敗から学ぶことはとても多いです。
実は先日、小学校に入学したばかりの次女が早速忘れ物をしたんです。
何を忘れたかというと、、
移動ポケット。
これ、いつの間にやら小学生の必需品になりましたね。
17年前、私が教員なりたての時には付けている子はほとんどいなかったと思うのですが、今では低学年の子は特に男女問わず付けている子を見ます。
さらに、ここ数年は手洗いをする回数が多いので「ハンカチは必須!!」と学校でも力を入れて言われるのでなおさら必要です。
なのに、入学2週間にしてハンカチを忘れた次女。
ただね。
それに気づいて、私は思わずにやっとしてしまったんです♡
この忘れ物という失敗に対して次女はどう対処するんだろう?とわくわくして。
ザ・第一子の小5長女は失敗を嫌がるタイプで、「どうしよう!どうしよう!」が口癖でした。
なので、低学年の頃は忘れ物をするとすっごく焦る人。
が、自由人の次女はタイプが違うので忘れ物に気づいたらどんな反応をしてどんな対処法を見つけるのか、興味津々だったんですね~。
結果。
学校から帰ってきた次女を見てびっくり!!
長女の移動ポケットを付けていたのです!
その姿を見た瞬間、
忘れ物に気づいた長女が自分のものを差し出したのか!?と、素晴らしき姉妹愛♡と感動したのですが、実情はそんなことはなく・・。
学校に着いて移動ポケットを忘れたことに気づいた次女は、
「お姉ちゃん!ハンカチ忘れたけん貸して。」
と、姉のハンカチを半ば強制的に頂戴して
さらに、
「入れる物がないんだけど!!」
と、移動ポケットまで奪い取った。
というのが事実でした。
つまり、長女に残されたのはティッシュのみ。その日長女はティッシュで手を拭いたという‥。
学校から帰った長女は
「玄関で次女ちゃんに移動ポケット取られたー!!」
と文句を言っていましたが、そこで妹に差し出すのがさすが心優しい長女♡
そして何より次女の忘れ物対処法にはびっくり・・・。
第二子ってたくましい。
その日の夜、小5長女と忘れ物問題について話していると、超心配性だった彼女が名言を言いました。
「長女ちゃんはね、どうにかなるってことを学んだんだよ!」
以前は失敗に対して不安が大きかった長女。
でも、どれだけ気を付けても失敗(忘れ物)はしちゃうことがある。
その経験を重ねるうちに、何か他のもので補ったり誰かに貸してもらったり
どうにかする術を身をもって学んだようです。
その経験から、失敗への恐怖は薄らいでいったよう。
いくら「失敗から学ぶことが大事」とは言っても、実際の経験がないとその体感まではできませんね。
自分の体験で失敗に対する教訓を得た長女を尊敬します♡
それに対し・・
この言葉を聞いていて、
「どうにかなる?それ、もう知ってるよ~♬」
と余裕の表情で言ってくる小1次女(笑)。
これから体験するであろう数々失敗にどんなふうに対処していくのか、見守っていこうと思います。
あなたは失敗から学んだことありますか??