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その仕事は命を削ってまでやりたいことですか?

✅この記事の結論

この記事の結論は、
「フリーランスは健康をないがしろにしがち。
その仕事は命を削ってまでやりたいことですか?
健康を損ねてまでやるべき仕事なんてありません」

です。
さっそく説明していきます。

✅フリーランスは健康を軽視しすぎ


「人生で大切なものは、仕事でもお金でもない。
自分と家族の健康です」

忘れもしないこの言葉は、フリーランス仲間が不慮の事故で亡くなったとき、彼のお父様が言っていた言葉です。
あれから20年もの時が過ぎても、たまに思い出すことがあります。

健康は大事。
こんな当たり前のことと思いますが、自分の健康や命の危険に瀕しないとどうやら気が付けないようです。

このことを伝えたいのは、フリーランス、独立、起業、一人社長など自由な働き方をしている人に対してです。
会社員に比べ収入が不安定なこともあり、ついつい無理を重ね自分の健康をないがしろにしがちです。

若いうちは体力があるので、何とかなります。
ですが、そんな生活を長く続けていると、歳をとって体力や免疫力が低下してきたときに、一気に襲い掛かってくるのです。
そう考えると怖くないですか?

✅つい無理をしてしまうけど……


女性誌で働いていた20代は、常に寝不足でした。
本当に1日に4時間ぐらいしか寝ていないことが当たり前で、移動のタクシーでする“うたた寝”が何よりのご褒美に感じていました。

・安定してくるようになった仕事を逃したくない
・いつ仕事がなくなるかわからない
・今後のためにもっと働いておきたい……

仕事が楽しかったということもありますが、漠然とした不安に保険をかけていたのも事実。
それに「頼まれた仕事は断れない」という無駄に強い責任感も相まって、
毎日フラフラになりながら締め切りと戦っていました。

でも、今になってみて思うのです。
その仕事、命を削ってまでやりたかったの?って。

✅本当は怖い睡眠不足


フリーランスとして25年間働いていますが、そんな私も一度体調を壊したことがあり、それ以来、自分の健康について考えるようになりました。

「睡眠負債」という言葉を聞いたことはありますか?
これはアメリカのスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の創設者ウィリアム・C・デメント教授が警鐘を鳴らしたことで広まった言葉です。

「ヒトは一定の睡眠時間を必要としており、それより睡眠時間が短ければ、足りない分がたまる。つまり眠りの借金が生じる」というものです。

日々蓄積される睡眠不足というのは、無意識に若さや命を前借している状態です。
怖いのは、現実の借金と違い、睡眠は借りている意識がないこと。
「睡眠負債」のダメージは徐々に迫ってくるので実感はなく、体を壊してからでないとその恐ろしさに気が付けないのです。

そんなことも知らず、若いときはキャパオーバーの仕事を徹夜で乗り切っていたなんて……。

20代の私は、徹夜で頑張ることになんだか高揚感を持っていました。
徹夜して何とか終わらせた仕事はミスも多く、効率が悪いことは経験上わかっていたのに……。目の前に感じる不安から、ついつい無理して働くことを選んでしまっていました。

睡眠不足だとうまく頭が回らないのは、決して気のせいではなく、
「睡眠時間が5時間を切る日が続くと、脳はチューハイを数杯飲んだときと同じくらい機能が低下する」と、睡眠研究の第一人者として知られる睡眠評価研究機構の白川修一郎代表は指摘しています。
そして、「睡眠不足は体を壊す」ことが疫学的にも確認されているそう。

頑張って働いていた自分は褒めたいけど、はぁ、睡眠不足がこんなに怖いなんて知らなかった……。

✅理想の睡眠は7.5時間


良い睡眠の目安はこの2つ。
・朝すっきり目覚められる
・日中快適に活動できる

2002年、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、保険会社とアメリカがん協会の協力のもと、睡眠時間が7.5時間の人がもっとも長生きすると報告されています。
逆を返せば、睡眠不足は老化を進め、寿命を縮めるということにもなります。

理想の睡眠時間は7.5時間。
でも、それってそんなの難しいことじゃないと思いませんか?

優先すべき仕事を決め、効率的に仕事や家事をこなせば、決して捻出できない時間でもありません。要は、自分の健康に対してどれだけ意識があるかの問題です。

睡眠は無料でできる確実に効く健康法です。
高いサプリやエステにお金を出すよりも、もっと自分と向かい合ってみませんか?

理想の仕事に夢中で食らいつくことも大切です。
ですが、自分の命を削ったり、健康を害してまで手に入れるべきものはありません。
そのことを忘れないでいてください。

✅まとめ


この記事のまとめは
「フリーランスは健康をないがしろにしがち。
その仕事は命を削ってまでやりたいことですか?
健康を損ねてまでやるべき仕事なんてありません」

です。

フリーランスは目の前のことに追われて、自分の健康をないがしろにしてしまいますが、健康であるからこそ好きな仕事ができるのです。

常に自分の心を体に耳を傾けることを忘れないでいて欲しいと思います。

これからもがんばっていきますのでスキ・コメント・フォローなど頂けますと嬉しいです。
今後とも有益な情報発信していきますので応援よろしくお願いたします。


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