あなたに仕事が来ない3つの理由
思い切って会社員を辞め、フリーランスとして活動を始めた人が最初にぶち当たるのが「仕事が来ない!」というお悩みです。
いままで多くのフリーランスの相談に乗ってきましたが、その原因は
1.知られていない
2.発信していない
3.営業していない
この3つです。
どんなにスキルに自信を持ちフリーランスになっても、この3つをこなせていない場合は仕事のオファーが入りにくいもの。さっそく理由を説明します。
1.知られていない
どんなに素晴らしいスキルを持っていても、仕事を発注する人に知られていなければオファーを出しようもありません。
フリーランス初期の「仕事が来ない」という悩みの原因は、ほぼこれが理由です。
シンガーソングライターを例にしてみるとわかりやすいかもしれません。
プロとして事務所に所属し、デビューと同時にライブやイベントが決まっているアーティストはほんの限られた人しかいません。
多くの場合は、コツコツとデモテープをレコード会社に送ったり、ライブハウスのチケットを売って自分のことを知ってもらう努力をしています。
自分のスキルがテレビで特集される。
路上ライブをやっていたら、たまたま通りかかった有名プロデューサーにスカウトをされる……なんていうサクセスストーリーに憧れますが、たいていの人は地道な努力を積み重ねて少しずつ認知を広げています。
「そういうことは泥臭いし、なんだかガツガツしていて恥ずかしい」
こんなことを言う人もいますが、25年間のフリーランス生活の中で、そういう小さいことにこだわって成功した人を見たことがありません。
どんなにおいしい料理を作っていても、どんなに文章がうまくても、まずはあなたの良さを知ってもらわなければ仕事は来ません。
どうやって自分のスキルをお客さんまで届けるか。
ここまでが仕事だと思って、まず自分を知ってもらう努力をしましょう。
2.発信していない
これは1.知られていないとも似ていますが、自分の活動をSNSなどで発信していない人が結構多いです。
「知り合いにはもっと仕事が入っていから知らせたい」
「仕事を欲しそうと思われるのが嫌」
などが大きな理由ですが、そんな見栄やこだわりはさっさと手放してしまいましょう。
SNSがこれだけ普及しているいま、発信するメリットは想像する以上に大きいのです。
自分を表現し、それを伝えることができないと、簡単に埋もれてしまいます。
AIの進化も伴い、発信することであなたに共感してくれる人、あなたを求めている人と繋がりやすくなり、需要と供給の個人間マッチングも昔に比べて遥かに容易になりました。
25年前にフリーランスデューをしたばかりの頃は、会社から仕事をもらうという方法が主流でしたが、今は違います。
それにSNSは無料でしかもスマホで簡単にできますよね。
今のあなたをどんどん発信して、まずは多くの人に知ってもらいましょう。
3.営業をしていない
フリーランスの暗黙の美学の中に「営業せずに自然と仕事が来て稼げていた」という風潮があります。何もせずにずっと勝手にオファーが入り続けていた。なんて言えたらかっこいいのかもしれませんが、そういう小さいことにこだわっているうちはうまくいきません。
今ではいろいろなフリーランスの人から相談を受けるようになりましたが、決まって答えるのは「営業をしましょう」と伝えています。
女性誌に所属していたころは、毎日のようにカメラマン、ライター、スタイリストなどたくさんの業種の人が営業に来ていました。新しい人の作品を見るのは楽しいですし、営業がきっかけでコンスタンスに仕事をオファーするようになった人もたくさんいます。
営業をしたことのない人に限って「出版社の人は忙しそうだから迷惑かも……」と遠慮しがちですが、女性誌に限らず基本的に業務提携できるフリーランスを求めているところが多く、歓迎されます。
自分が活躍できそうな可能性を感じる媒体や会社、一緒に働きたい人、憧れている相手がいあるなら、積極的に連絡を取り営業してみましょう。
まとめ
1.知られていない
2.発信していない
3.営業していない
この3つが、フリーランスに仕事が来ない原因です。
自分を知ってもらうためにどんどんアピール&行動して、まずはあなたの良さを知ってもらいましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました💖
これからもがんばっていきますのでスキ・コメント・フォローなど頂けますと嬉しいです。
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