肌弱のオシャレ番長
ついにやってきた。
エアーメイクが通用しない日が。
オシャレ番長な娘、3歳。
保育園でも「みんな、◯ちゃんのファッションの真似しちゃいますよ〜」と。
この前お迎えに行ったら、カラフルな洗濯バサミを20個位髪の毛からぶら下げてて、ドレッドヘアに。
そして昨夜、娘がおもむろにリップを塗り始めた。
色鉛筆で!
見守っていたが、楽しかったらしく、鏡の前でも塗り塗り。塗り方があまりに上手で笑ってしまったが、本人は本気。
レディの表情だ。
んで、そのままリンゴとかを食べるので、大量に塗りまくった色鉛筆も一緒にペロペロ。
リップに留まらず、眉毛もアイシャドウも、色鉛筆で次々。
娘っ子、アレルギーもちで肌が弱いこともあり、気になってしまう。とはいえ、止めたところで聞くわけもない。子どもも使えそうなリップも注文してみたが、数日後にしか到着しないので、それまでどうしようかしら。
色鉛筆と私のリップ、どちらがマシ?!
と今日は、私のリップを貸してみたよ。
信じられないほど満足げな表情。
嬉しいんだろうなー。
おままごとも、エア化粧も通用しないお年頃。ファッションが好きで仕方ないもんね。
「ママは、今日は一番ピアスがにあってるよ!わたしは何がにあってる?」
と、極小のピアスにもいち早く気づいて褒めてくれる。
「娘ちゃんの一番はリップかな!」
「ありがと、ママ」と右手を上げる。
化粧なぁと乗り気ではないけれど、本人の表情を見てるとまあ尊重しようとなる不思議。
お休みのときだけだよ、ちゃんとお風呂でお化粧落とすよ、のお約束が守れそうだし、まっいっか。
余談だけど、娘っ子がきてるワンピースは私が昔着てたワンピを義母がリメイクしてくれたもの。オシャレ番長は、義母も私も幸せな心にしてくれる。