趣味も価値観も合わない夫と、どうして仲の良さが深まっていくのか
価値観も趣味も合わない旦那さんと、最近めっちゃ仲良いですよね。秘訣あるんですか?
夫婦仲の質問や相談を受ける。
そんなに仲良くなかったですよね、が前提の質問なのに苦笑い。Twitterやnoteでも書くからだろうか。確かに「大好き・ホント天才」の感情がダダ洩れしてるように思う。
今日は、旦那さん(パートナー)に対して
何を考えてるか分からない
趣味に興味も持てないし、理解もできない
彼の行動や言動にイラっとする
実はちょっと見下している
方の参考になれば幸いです。
行き着く先は尊敬の念
上のポイントは、2年前まで彼に抱いてた感情。我が家は結婚4年目、子どもが生まれて2年。特にこの2年間試行錯誤してきて、実を結んできた実感があります。
結果、彼をとても尊敬してます。心からの尊敬。月並みだけど、やっぱり敬意かぁと。
じゃあ、そのためにまずは自分を満たそう、相手に感謝しよう、というのはよく見かけたけど、あまりうまくいかなかった。特に感謝ね。感謝もするんだけど~、~の後にはイラっと感が出てきてしまって。感謝は本当にしてるところから広めるに限る。
交換ノートや月一夫婦会議、彼の行きたい場所についていく(でも自分は行きたくない)、他にも小さなチャレンジを重ねたものの、どれもどちらかに無理が生じて、続きませんでした。
なので、効果が出て続いているものを2つご紹介してみます。
1.共通の価値観を探る
全ての価値観が同じ人はいないように、全ての価値観が違うという人も存在しない。 ポイントは、好きなものに目を向けすぎないこと。 苦手や嫌いなものの共通項を探って、共通項とするのが賢明です。我が家も、夫と私の美味しい基準は違うけれど、美味しくないものは共通してたり、人混みは苦手なので「これは苦手だね~」の共感しています。
こだわりが強ければ強い人ほど「好きゾーン」が狭いので、共通するわけがないのです。
2.彼の趣味や好きなコトを「自分だけで」やってみる
・趣味や好きなコトをできる限り列挙。
・その中で、自分が興味を持てそうな、ハードルの低いものを探す。
・一つ選んで、まずは自分だけでやってみる。
一緒にやると情報と熱量の差が大きく喧嘩になりやすいので、まずは一人でやってみるをお薦めします。
趣味や好きが分かりにくい場合は、よく見るテレビ番組、スマホゲーム、ラジオ番組とか。
例えば夫の場合、 生物・数学・物理・宇宙・将棋・漫画・ゲームが好き。
どれも興味ない中、スピリチュアルに関心を寄せてた私が選んだのは宇宙。youtubeや簡単なまとめサイトなんかで調べる。自分だけで宇宙を調べるとスピリチュアルに偏向しちゃうんだけど、「彼の好きな宇宙はどんなことなんだろうな~」と相手のことを想いを馳せてみるのです。
そう思いながら調べていくと、「宇宙を知るには、物理も数学も生物も広く知識が必要なのかぁ」と、なぜ宇宙が好きだったのか、つながりが見えてくる。
分からないことが出てきて、彼に聞くと嬉しそう。 興味を持ってもらえること、自尊心が満たされる効果があるのでしょう。質問!大切ですね。
ただ質問は何度も失敗しました。どや顔で説明されたり、説明が下手だったりすると、これまたイラっとしちゃう。(夫の場合はめちゃくちゃ説明上手なんだけど、ドヤ感が…)。上手く言語化できなかったり、答えられなかったりすると、相手は不機嫌になっちゃうかもしれません。
ここは、“私はあなたの好きなコトに興味を持ってるんです。”
の真摯な気持ちだけに集中です。
彼自身を知るより、“彼の好き”を知ること
以前は、彼自身を知ろうと質問を重ねるも、どこぞの検査官かと思うくらい尋問スタイルになってしまって。相手もいい気はしてなさそう。なぜネガティブすぎるのか、行動しないのなど、責めてる気持ちもでてきて上手くいかなかったんです。
ジャッジしてた、というわけ。
だから直接彼を知るのをやめて、好きな「コトやモノ」を緩衝材として、クッションの役割を果たしてもらっています。
漫画や本、映画にしても、自分だけで見て感想を伝える。相手の感想を聞く。すると、互いに視点も感じ方も違うことを冷静に思い返せるのです。
近しい存在の人こそ、近視眼的になりがちなので、一歩下がることが必要なんですね。クッションに感謝。
今回は趣味と価値観に焦点を当ててみましたが、タイミングやモチベーションなんかからも、アプローチはできるかなと思ってます。
思わぬ拾いもの
たった2つのことを続けることで、私自身は楽しみが増えました!例えばアニメや漫画。ジョジョも、呪術廻戦も、スパイファミリーも、オモシロすぎじゃないですか。
それにね、今回のは聞かれるからまとめてみたんだけど、「想像以上に彼が自分のことを考えてくれていた」ことを知れたのが大きいんです。私の努力が2としたら、きっと彼の努力は10はあると。
きっと、夫だけじゃない。
男性って、家庭を守らなきゃとか、俺がちゃんとしなきゃって責任感で押しつぶされそうなんじゃないかなってことを、やっと理解できて。表現下手くそすぎるだろ~!と思う気持ちは横に置いといて、ありがとうで過ごしていきたいと思います。
少しでも参考になればラッキー。
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