伝えたいことを表現しているわけじゃない
先日参加した麗子Bさん主催のおしゃべり会では、これまたお久しぶりな西園寺・ガタサン・しおりさんともお話した。
ガタサンの長い名前を書くと、ネーミングされていた当時のことが蘇る。ガタサンと初めて出会ったのは、7年前。激務会社員として働き続けながらも、体力と能力の限界が見え始め、働き方を考えなければと迷っていた時に受けた講座にガタサンはいた。
知識あふれる才女。
ガツガツしゃべり質問する私に引いてるんだろうなと思いながらも、知的女性は好物なので気にせずガツガツ踏み込んだ記憶がある。
とにかく自身の主義主張「日本はミラクルに素晴らしい」がはっきりしていて、それに裏付けされる知識たち。ガタイズムと名付けられるほどで、自分軸がない自分としては、ほほぉと見上げるような気持ち。いつの間にか念願の渡米も叶えられ、いわゆる駐妻?!になっているのだろう(詳しく知らないw)。
彼女に今回あったら聞こう!と思っていたことは、すっかり忘れて聞けなかったのだけどなるほどな発見をさせてもらった。
全然お話していない間に、日本愛のガタイズムは消えてしまったのだろうかと思う程、精力的に日々配信されていたブログを見ては思っていた。
あれ、路線変更されたのかな?!と。
そんなことはなかった。
ガタイズムは健在で、変わらず日本のすばらしさ、アメリカ在住だからこそ見えるアメリカの真理、日本への憂い。日本の長い歴史、日本語・米・神道、日本の良さをずっと伝え続けてくれていた。
ガタイズムの普遍さに私は安堵した。
毎日ブログを書いていたって、それは自分が伝えたいことではない。
本当に伝えたいことはあるけれど、どう伝えたら響くのか、伝わるのか、広がるのか。私自身似たような想いを持っているので、少し理解できる。
本当に伝えたい想いを、どんな角度から、どんな風に脚色して、まずは誰に伝える?!実際に落とし込みながら話をしてくれたのは麗子さん。
そうそう余談だけれど、ガタサンが「日本って本当に素晴らしい国なの」と言うのを聞き始めた頃は、愛国精神が全くなかったので遠目で何となく聞いていた。同じ頃、結婚したばかりの夫が、彼女同様に日本のすばらしさを訴えていたこともあり興味を持った。身近過ぎる人の話は心に入ってこないこともあるのだけど(夫に対する反発精神があって)、ガタサンのおかげで日本に対する認識を変え、手に取る情報を変えていった過去も思い出したりする。
日本を知ろうとしたら、夫の本棚に大量に参考になる本があり、尊敬の念に変わったんだよね。
だいぶ話が逸れたので最後にまとめ。
表現されていることは、その人の表現したいこととは限らない。
とはいえ、人は表現されているものを見て、その人はどんな人かを判断する。
本当に伝えたい想いならば、どうやって伝えるかを本気で取り組まないと伝わらないとお二人とおしゃべりできたことで思うのであった。