35年間家族関係をこじらせてる王様、いらっしゃ~い
週末、得体のしれない体調不良に襲われてダウン。背中から腰はトンカチでゴンゴン叩かれてるかのごとく振動して痛いし、目頭がギュっと締め付けられる頭痛。頭痛は思い当たる節があったのだけど、体中に痛みがくるのはなんでだ?!と整理してみて分かった。
夫へ言いたいことが溜まっている。
えっ、それだけのこと?
そう、だが私にとっては大きなこと。他人には、「伝えるのが大切です‼」と言ってるくせにね、ブーメランが大きく自分へ返ってきたよ(えーん)。主催の講座も始まり、現実がガラガラ動いているのがよく分かる。
それで今朝、夫婦のことを赤裸々に書いているマガジンを読み返してみたら・・・
2年前と同じことを思っていたり
全然成長してなかったりして愕然とした。
さほど成長を実感できない現実も、ありのままの今だと受け止めて、恥をさらしながら書く次第(笑)
夫婦の関係性整理
誰でもいいから結婚したい!と突っ走って、GETした最良の男=夫。
主張が強くないからサポートタイプとして支えてくれそうと思い6年過ごした後、壮大な勘違いに気づく。夫は王として君臨したい人、英雄として輝きたい人であったと。彼を従者として支えるのが自分の役割、と歩み出して早半年。まだレベル1かな、全然クリアしていかないよ(苦笑)
ウリアでいう所の王様オーラの彼は、大事なことを口にしない。溜まって溜まってもう爆発ってなったところで、大事なことをポロリと口にする。
それを私は爆弾が投下されたと呼んでいるのだが、最近落ちてきた爆弾の破片を拾えたので、歩みの現状としてまとめておく。
初盆を終えて衝撃の一言
8月のお盆、実家に帰省し祖母の初盆をした。夫は来なかった。
いくつかの理由が重なったためだ。
こうした理由から
「無理して一緒に帰省しなくていいからね」と伝えたつもりで、娘と二人で帰省し初盆を終えたのだが、8月末だっただろうか、彼からの爆弾投下があった時に、合わせてこんな一言。
「お盆の帰省は、俺が決める前に来るなと言われたから」
???
来るな???
誰がそんなこと言いましたっけ?
なわけねーーじゃん!!!(口悪くて失礼)
王様の意志を先に尊重せずすみません。
でも、来るなとか言ってないじゃん!!!
どうしたら、そんな風にネガティブな受け取り方をして被害妄想になるのかと。なんか悲しくて涙が出たよね。その前の爆撃で既に瀕死状態だったのに加えてさ。
さかのぼって今年の冬・春
遡って今年のお正月。母はすでに初盆に向けてアレコレ考えている最中。うちは親族が多いので、全員が家に宿泊できないかもしれないと憂慮していた様子。ホテルに泊まるからいいよ、と言いたいところだが、母は母の想いでやりたいので、そっとしておくスタイルを採用する。
全員泊まれないとなった場合、一番他所へとお願いしやすいのが我が家の三人。どうしようと母は考えた結果・・
「○○(私の弟)の住まいをリフォームして、そこに行ってもらおう!夫君は猫が好きだから猫もいるし、娘ちゃんはゲーム好きだから、いとこたちとゲームいっぱいできるし、それがいい!」
思い立った母は、私たち3人が泊まれるよう、弟宅の2階をフルリフォームしてあげるに至った。(弟家族は基本お金に困ってるのでラッキーてな感じの様子)
いやいやホテル宿泊で大丈夫だし・・を飲み込んだ(2回目)。
そしてすぐにリフォーム着手、春には完成。
「よし、これで夫君が来ても大丈夫!」と、無駄に恐縮するような状態だったが、家族のために何でもやりたい母らしい行動。この話題を、夫が恐縮しない程度で軽く伝えていたのだ。弟の家だったら猫と一緒にいれるよ~とか言いつつ。
が、結果として先に書いた通り
仕事忙しそうだし、無理して来なくて大丈夫だよ。と伝えた結果が
「来るなと言われたから」と受け取っていた。
春のやり取りだったし、忘れちゃったかな。
私も家族も、常にあなたをウェルカムしてるんだけどな。悲しかったけど、それ以上の爆撃を受けて瀕死の状態だったので、ここについては触れずじまい。
こじらせ王の闇をみた気がする。
こじらせ王様の闇をみた
とはいえ、夫婦の大前提が『夫婦は鏡・お互い様』を採用しているので、私が彼にそうさせている何かがあるわけだし、私も同じようなものをもってるから、こじらせ王様が現れてくれたわけ。
それから2週間観察してみてボソボソ呟く彼の言葉を注目していると
・自分が家族いかに愛されて(大事にされて)こなかったか
・自分が妻に愛されて(大事にされて)ないか
が出てくる。
これは結婚して7年、ずっと呟いていること。お付き合いしている頃から結婚して最初の2.3年は実家族に対する不満と大事にされなかったのこじらせが爆発。20年近く実家に帰ってないし、親に一人暮らしの住所も伝えてなかったようだし、不平不満を言ってたから、こりゃ重症やなとみていた。で、
“あれっ、実家族への愚痴が減ってる”
と気づいた時には・・・
私への愚痴と不満が爆発。
敵意が実家族から移動して、やってきた(笑)
彼の敵意に気づいたのが2年前。当時は夫婦の話題をよく書いてどうにか改善したい、良くなりたいと思って行動していた。
それから1年半たって、私の行動と方向性は全部間違っていたと気づく。半年前だ。
とはいえ受け止めきれなかった、彼の敵意を。まぁまぁ敵意は頑固ででかいし、彼の中心自体に“敵意”があるように見えてたから。しゃべらないという防御と、鋭利な一言という攻撃で敵意は向けられる。
王様(夫)のど真ん中には何がある?
本当の中心にあるのは敵意ではなく、愛。
親にも愛されなかった(いや、愛されてただろ、早く気づきなよとは思う)
妻にも敵意を向けられ愛されない(いや愛しているが、口も行動も悪くてすまぬよ)
俺はこんなに頑張って行動してるのにー
俺はこんなに愛してるのにー
俺も愛されたいー
と泣き声が聞こえてきそう。
35年分のこじらせは、頑丈で強固。
しかも、私が更に強固にさせちゃったよ(泣)
なんで敵意が移動してやってきたのとずっと不満だったけれど、そうさせてしまったのは私だし、ご両親への敵意が少しでも減ったことは本当に良いこと。
やっとやっと思える。
私だったら向き合えるから。
向き合い続けられるから。
方向が間違ってたら修正するから。
サイコーの家族で生きてきた40年の女の方が強いから。
あなたの愛が大きいということは、私の愛も大きいということだ。私たちは鏡だからね。
いらっしゃい、こじらせの王よ。
私の愛も見くびること勿れ。