スタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」を観て
先日、スタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」を観てきました。
noteで感想を書こうと、何度も下書き保存をしては消して、書いては消して、を繰り返した。
ネットで繰り広げられる感想や考察記事を読んで、わたしにはこんな高尚なことは書けん…。
となってしまった。笑
冒頭は、「火垂るの墓」のような、戦争の話なんだろうかと思いきや、「千と千尋の神隠し」のような(あくまで個人の感想です)冒険ファンタジーでした。
「君たちはどう生きるか」という哲学っぽいタイトルで高尚なことを考察する人は多いようだけど。
「時空の塔のあおさぎ」とか「隕石の塔の少女」とか、そういう内容を表すようなタイトルだったのなら、ここまでの考察合戦は繰り広げられていなかっただろうか。
内容を想像できないタイトルであるから、プロローグからは想像できない冒険ファンタジーへの展開に良い意味で裏切られた感があるんですけど。
観た後の感想としては、「え?なんで?」と、説明を求めたくなるシーンがいくつかあったけど、それは、どんな映画にもそういうことはあるし。詳しく描かず、観るものに想像させる方が効果的とも言えます。本作品はSNSでさまざまな感想・考察が飛び交っているし、まさに、効果的だったのでは!?
その「え?なんで?」は、そのままでもいいし、自分の想像で補完してもいいし、考察記事を読んでなるほどと思ってもいいし思わなくてもいい。見方・見解は人それぞれだろうと思いました。
ノンプロモーションという斬新なプロモーションの長編アニメーション。興味がある人は、誰かと一緒に観て、「え?なんで?」のところを一緒に観た人と談義するのが楽しいんじゃないかなと思います。
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