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金融教育を、木育で言う、木づかい(川上から川下へ)の視点で考えてみる
3月になり、春の気配が感じられるようになりました。
また、花粉に悩まされ、季節の変わり目は、心身のバランスも崩しやすくなるので、日々のケアを意識していきたいですね。
さて、2022年4月からのスタートとなる高校生の「金融教育」です。
お金って本当に生活する上で必須で、日本も18歳成人になることもあり、必ず身につけてほしいことということになりますね。
とはいえという話につながるのですが、学校を運営する上で、教科書も設備等々も当然どこかに依頼して、その対価としての「金額」というものが発生している訳です。私立高校授業料実質無償化制度が始まり、義務教育期に公教育を受ける中で、ほとんどの人は、そのことを意識できない、気づけないということも正直あるのではないかと思っています。
よく比較として出てくる日本は他のOECD諸国から見ても、国が教育費にかける割合は非常に少ないこと、このことはどこかで聞いたことがあるのではと思います。
上記は、初等教育から高等教育の公的支出が国内総生産(GDP)に占める割合からです。
となると、各自治体の教育予算がまた重要で、さらに、学校ごとにどうしていくのか?いきたいのか?もまた重要となってくる訳です。
だから、コミュニティスクールという仕組みをまた進めていくということが大切でということにつながるのですが、皆さんの通う学校ではどう機能していますか?
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。
学校運営協議会の主な役割として、
○ 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
○ 学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる
○ 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる
の三つがあります。
で、タイトルに戻ります。金融機関って川上ではない訳です。私たちも「植える」ことをどこかでしないといけませんね。
ここで、皆さんに考えてほしいのは、例えば、小学校で、ある備品(電子黒板、楽器、スポーツ器具などなど)を購入したいとします。皆さんならどうしますか?
日本の常識は、世界から見ると変なことってたくさんあります。一人ひとりの未来に向けた金融教育に興味がある方、ぜひ扉を叩いて見ませんか?ご連絡お待ちしています。
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