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【メンタル④】メンタルヘルスカウンセラー講座に通ってよかったこと

私は、一般企業に勤めながら、カウンセラーを目指してEAPメンタルカウンセラー講座に通っています。
毎週講義があって、来春には資格試験を受ける予定です。

今の仕事とは、全く関係ないのですが、思い切って資格取得を目指すことにして本当に良かったなと思っています。

日々の講座で実感していることをお話しします。


講座でやること

この講座では、最初の数ヶ月座学としてメンタルヘルスに関わる知識面の講義をオンライで受け、その後、対面での講座が始まります。

対面の講座では、カウンセリングのやり方を徹底的に学びます。そのやり方は主にロールプレイです。受講者同士がカウンセラー役とクライエント役とに分かれてひたすら繰り返します。

場の雰囲気は緑色

この講座には20人弱の受講者がいるのですが、いつも「あー、心地いい雰囲気だなぁ」
と思っていました。

みんな、優しくて思いやりがあり、寄り添う姿勢を持っています。
下は20代から上は60代、男性も女性もいるのですが、なんだかみんな纏っている空気感が似てるのです。

私が普段働いている職場は、世界市場で事業拡大を図る戦場のような部署なので、みんな必死で戦っています。
その職場を色で表すなら、私には、赤色に見えます。時には傷つき、身を守るために攻撃もする。
それは悪いことではなく、企業として当たり前なのでしょう。そういう戦場で、成果を上げることは企業存続のために必要不可欠です。

ただ、私にとってはすこし苦しい場所でもあります。

一方で、メンタルヘルスカウンセラー講座の場の色は、緑色です。敵でも味方でもなく、戦わない。争わない。

それは、仕事と関係ない週一回の講座だからでしょう、と言われるかも知れません。ただ、雑談していてもその空気感は変わりません。

私はHSP気質があると思っていて、自分勝手な人や、独りよがりな人、ホンネを隠そうとする人は結構敏感に感じるのですが、講座のメンバーとは安心して話すことができます。

なので、私にとっては毎週、「あー、今日も良い時間を過ごせた」と思える時間なのです。

カウンセラーらしさとは

ロールプレイをしてフィードバッグをもらうとき、「男性だけど威圧感のようなものを感じなくて、カウンセラーらしい雰囲気がある」
と、言われてとても嬉しいと思いました。

私は、良く言えば優しい、悪く言えば気が弱そうに見えるのだと思いますが、仕事をする上では昇進すればするほど、弱く見られてはいけないと思い、気を張るようにしていました。

それは、本来の自分とは離れていっていたので疲れることだったのですが、フィードバッグをもらって、
「そうか、カウンセラーなら自分らしいままでいいんだ」
と気が付きました。

これは自分にとって結構大きな気づきで、
帰り道で夜歩きながら、

本来の自分のままでいられる職業って初めてかも!
と思ったのです。その瞬間、
「これだったんだ!」
と、全てが繋がった気がして、全身がゾクゾクしました。

これから人生がどう展開していくのか、とても楽しみです。

#挑戦してよかった

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