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ヘイリー・ヘイリー病の治療開始/1週間
本日、前橋日赤病院に通院。
結果的には、腋窩も鼠蹊部も体幹ですが、寛解状態を100とすれば、92〜95といったところでしょうか?
簡単にいうと、ほぼ軽快しております。ほんとよかった。
といっても、来年の春には警戒しなくてはいけません。この病気は、治らないのです。
私の場合は、本当にラッキーでした。
昨年夏に、腋窩の痛みを感じ、地元の小さな皮膚科に通院。何度か通いましたが、軟膏を処方されるだけで、どんどん悪化。
「よほどのことがない限り、服用薬は出さない」とのこと。「よほどのこと」だから診察を受けてるのに。。。自分の信念で患者を苦しめるなんて、本当に最低の医院でした。(かなり高齢の女医さんです)
実は、私は介護施設で働いており、そこには毎月、往診で内科の先生がやってきます。そこで、症状を説明し、改めて通院させてもらいました。
そこでは、軟膏だけでなく、いくつかの抗生物質を処方してもらいました。
しかし、悪化し続け、歩行も難しくなってきたところで「入院も視野に入れた方がいい」と言われ、総合病院の皮膚科を受診。
そこでは「ヘルペスだけ」診断されました。
「だけ」というのも、のちに「ヘイリーヘイリー病」と判明するので、あえて「だけ」と申し上げます。
まあ、思えば、右半身だけに出ていたこともあって「誤診」とは言えないでしょう。
この際に、処方されたのが「オーグメンチン」でした。実際、5日目からまるでフェーズがいきなり変わったように効いてきたのです。
軟膏も処方されましたが、こちらは、あまり効かず。下着と擦れないようにするクッションとしての役割程度でした。
幸い、入院することなく、2週間ほど仕事を休むだけで済みました。そして、そのまま冬を越し、春を迎えました。この頃には、もう大丈夫だと油断していました。
夏の盛りの頃から、じわじわと痒みが出てきて、徐々に痛みも感じるようになった。
怖くなってきたので「ヘルペス」と診断された総合病院の皮膚科を受けたが、今度は、違うと言われた。軟膏だけしか処方されなかった。
徐々に悪化が進み、往診の内科の先生に再び、相談。とりあえず「オーグメンチン」を処方してもらった。
飲むと、やっぱり治った。 でも、また再発する。 また処方してもらう。
そして、今まで右半身だけだったのが、左右に発症した。
「違う! これは、ヘルペスじゃない!」
大急ぎで、往診の先生の病院に駆け込み、日赤病院への紹介状をお願いした。
患者本人が、日赤を紹介してくれ!と訴えたのだ。笑
日赤では、早速これは「ヘイリーヘイリー病」の疑いがあると組織検査に至ったのだ。
いったん処方された抗生物質は、あまり効かなかった。
以前は「オーグメンチン」が効いた。と説明。
改めて処方されたのが「オーグメンチン」と「アモキシリン」。
軟膏は、「アンテベート」と「亜鉛華軟膏」をミックスしたもの。今度は、軟膏もよかった。
抗生物質は、やはり相性があるらしい。
私の場合、結果的にいくつかの抗生物質を試したようなものだった。
本当にラッキーだったと思う。
次回は、様子観察の意味も含めて年末にもう一度受診します。
ではまた。