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ヘイリー・ヘイリー病の治療開始/医師は、この痛みを理解できてるのか?
「24時間、脇や股間の傷部分に剣山を挟んで生活し続ける」
あえてこの病気の症状を説明するとしたら、私は、こういうだろう。
24時間ということは、持続的に痛みが続いてるのだ。もちろん夜もなのだ。つまり、眠れないのだ。寝返りがうてない。
私は、リクライニングチェアで寝ていた。体を固定できるからだ。しかし、熟睡できる訳では無い。
一番楽な姿勢は、足を少し開き、手を腰に当てて、脇を少し開けて、立っている状態。
この病気が重症化すると、これほどのことになるのです。
果たして、この痛みをどれほど医師は、理解できてるだろうか?
私が最初に受診した地元の皮膚科の先生は、内服薬を出さなかった。こちらから何か出してくれと言っても、出さなかった。「よほどのことが、ない限り出さない」と言った。
最後、私はブチギレた。
この病気の痛みは、悪魔と取り引きしてもいいくらいなのだ。
私は、保証する。もし、医師がこの病気に罹患し、発症したなら、必ず抗生物質を飲むだろう。
幸い、その後にかかった医師の方々は、まずは、この痛みを抑えるために抗生物質を出してくれた。
「24時間、脇や股間の傷部分に剣山を挟んで生活し続ける」
医師も人間だ。間違いも起こす。
判断も誤ることもあるだろう。
でも、患者の声が聞けない医師からは、さっさと逃げたほうがいい。
骨を折った痛みは、折ったことがある人しかわからない。
だからといって、すべての医師に骨を折ってみろとは、言わない。
だからこそ、患者の声を大事にしろ。