寄るだけがマクロレンズじゃない。
先日マクロレンズを購入した。最新のレンズではないがNikon純正のマクロレンズNIKKOR105mmF2.8Dmacroを使い始めた。初めて体験するマクロの世界は想像以上に美しく、無意識に最短撮影距離で撮っている。
等倍で被写体に寄れるのはマクロレンズの醍醐味であり本職と言える。そんなマクロレンズだが焦点距離が105mmと中望遠レンズとしても使える。この中望遠域のレンズ群は最短撮影が約80-90cmが多く寄れない。対してマクロレンズは中望遠でありながらも約30cmまで寄れてしまう。
この約80-30cmの間、50cmものアドバンテージがあるのだから強みとして活かしたいものだ。
先日友人を愛車と共に撮影した。その時はこのマクロレンズだけで撮影した。個人的にはとても撮りやすく引きか寄りまで幅広く撮影できた。
105mmという画角には慣れが必要だが、不思議と使いやすく感じる。中望遠かつ寄れるレンズであるため、何かをクローズアップすることが得意だ。どこを見せたいのかそういった表現に向いていると感じている。
もちろん引きの写真でも十分写る。中望遠らしい圧縮で被写体を際立たせてくれる。さらにオールドレンズらしく写りは程よく柔らかい。やや甘い描写に味があるのだからクセになるレンズかもしれない。
寄るだけがマクロレンズじゃない。中景遠景もそつなく撮れる万能レンズだと知った。もっともっと活かせるように積極的に撮影で使用していく。