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お肉もいいけど野菜と果物もね!

あいつら野菜食べてないじゃん




みなさんも私にも絶対に必要なものがあります。
それは栄養です。

今は飽食の時代とも言われているので、栄養はあまり不足しないと思われていますよね(一部の地域を除いては…)。ですが、栄養を取れても偏りはどうしても出てきてしまうと思います。特にビタミンと言われる類のものは…

「肉ばっか食べてないで野菜も食べなさい!」

とか言われると、耳痛いわ〜って思う人もいるかも知れません。

でも不思議じゃないですか?
犬とか猫とか、あいつら野菜食べないじゃん?なんで食べなくても平気なんだろう?って。
確かに、肉食動物とか草食動物とか分けられてるからそうなんですけど、思えば、凄い偏食ですよね。

でも、どうして犬や猫は野菜とか果物を食べなくても大丈夫なんでしょうか…


フリー素材です😻

自分で作れる栄養

犬や猫な皆さんは(?)、実は、人間には作れない栄養を身体の中で作ることが出来ます。

その中の一つが、ビタミンCです。

凄く聞き覚えのあるものだと思います。特にお肌に良いとか、風邪をひきにくくするとか、そういうのに必要な栄養素っていうと、大体、ビタミンCが入ってくるかなと。

彼らは食べたものの栄養の中から、ビタミンCを作ることが出来ます。
そういう事が出来るように、遺伝子が組み込まれているからです。なので、食べ物から意識してビタミンCを摂る必要が無いんです。だから超偏食でも健康体なんですね。

実は、人間以外の一部の動物を除く、殆どの動物や哺乳類は、体の中でビタミンCを作ることが出来ます。
それはビタミンCがとっても大切な栄養素だからです。(お肌ツヤツヤだけじゃないんです)

もしも、ビタミンCを摂らない生活を続けてしまった場合。。

ビタミンC欠乏症という状態になると、まず非常に疲れやすくなり、短気になり、お肌がガサガサになり、髪の毛が抜けます。そして益々酷くなると、結合組織に異常をきたし、全身の関節等の異常と出血傾向になります。これを「壊血病」といいます。傷も治りにくくなり感染症にもなりやすくなります。
※結合組織…簡単に言うと全身の組織と組織を繋ぐもの。骨・軟骨・腱・皮膚などの表皮(これには肌以外に、内臓の表面や免疫組織の外皮等も全部含めます)

このように、ビタミンCはとても大事な栄養なので、生きていくために、大体の動物がこの栄養素を体内で作れるようになっているんです。

でも。

そんな超大切な栄養素が、人間は体の中で作れません。
いえ、作れていた時代もあったそうです。

でも、進化をする過程の途中で、ビタミンCを作る遺伝子が壊れてしまったんですって。

ああ、やっちまいましたね人間。空前絶後の大失敗ですよ。そんな超大切な遺伝子を壊しちゃうなんて。

人間、もはやゲームオーバー……

……。

という事態には、ならなかったようで(笑)良かったですね。
無事、人間は生き延びました。

偶然に恵まれた人間

体の中で、生きるために必須な栄養素が作れなくなった人間。
本来ならば生きていくのに不都合になった命は、進化の過程で淘汰されてもおかしくなかったと思います。
でも、人間はそうなりませんでした。

なぜかというと

そこに、ミカン🍊があったから!!!!

……

実際、ミカン🍊だったかは知りません。レモン🍋だったかもしれん…(笑)


フリー素材です🍋

自然の中には、大切なビタミンCを含む食べ物がとっても豊富にあったんですね。野菜や果物、あれらは大体がビタミンCを含んでいますから。
私達人間は、それらを食べまくって生き延びて、進化して、そして今日まで至ることが出来ました!良かったですね!(笑)


もしも、大昔に野菜や果物が無かったら、人間は消滅していたりしたのかな?と思ったりもしましたが…
とりあえずね、野菜室に入っている野菜や果物に「ありがとう」と感謝を伝えておいたほうが良いかもしれませんね(笑)

何でもバランスよく食べることは大事ですね。

お肉もいいけど野菜もね!!(笑)

※おまけ

ビタミンCは熱に弱いので、ビタミンを摂るために野菜を食べるぞ!!というときは、生で食べたほうが良いと思います。

人間はビタミンというものを、ほぼ自力では作れません。腸内にいる細菌とかが作ってくれている部分はありますが。

ですが、唯一、ビタミンDだけは作り出せます。太陽の紫外線を浴びると体の中で合成されるというビタミンです。カルシウムの吸収のサポートをしてくれます。
陽の光を浴びるって、すごく大事ですね(笑)日焼けは嫌だが……

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