見出し画像

ASD妻 パニックを和らげる簡単な方法


薬に頼らずパニックを和らげたい

前にも書きましたが、妻にはASDやADHDの傾向があり、思考が暴走すると止まらなくなり、パニックに陥ることがあります。

そういった時、安定剤や睡眠薬を飲んで寝てしまうのも一つの方法ですが、毎回薬に頼るのはあまり良くありません。
さらに薬を飲むと当然ながら眠くなり、日常生活に支障をきたしてしまうのが難点でした。

カウンセリングで教わった対策

そんな時、カウンセリングの先生から良いアドバイスをもらいました。
(カウンセリングの話はまた別の機会に書きたいと思います)
それは、思考が暴走し始めたら、腕をぐるぐる回したり、頭の上をわーっとかき回すような動作をする、というとても簡単な方法でした。

ASDの人は、脳内の思考と肉体感覚が切り離されてしまいやすい傾向があるらしく、この動作をすることで自分の身体感覚を取り戻し、パニックを和らげる効果が期待できるのだそうです。

日常に役立つ簡単なセルフケア

実際に妻もこの動作を実践してみたところ、本人も驚くほど効果がありました。
頭がパニックになりそうだったり、嫌な思考がループし始めたら、手を使って思考の「モヤモヤ」を「払う」動作をすることで、不思議と落ち着きを取り戻し、パニック状態から抜け出すことができるのです。

唯一の難点は、家の中などのプライベートな空間でないと実践しづらい点ですが、それでも妻にとっては非常に効果的な方法のようです。

いいなと思ったら応援しよう!