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ASD妻 映像記憶巻き戻し機能



脅威の映像記憶能力!リアルタイム放送も巻き戻せる?

前回の過集中による驚異的な集中力の他にも、妻にはすごい能力がまだまだある。

その一つが映像記憶能力である。

ある時、妻と2人でテレビを見ていた。番組中、テロップに表示されていた飲食店の名前を見逃してしまった。
妻もちゃんと見ていなかったらしく、僕が気になるなぁと呟いていると、
「ちょっと待って、巻き戻してみる」
と妻が言った。
いや、リアルタイムの放送だから無理だよと思ったのだが、
妻が「〇〇だ」と言った。
え?本当に?とネットで検索すると、正解だった。

脳内リプレイ?全ては録画されている

「え?ちゃんと見てなかったんじゃないの?」と聞くと、
妻は「うん、だから巻き戻してちゃんと見た」と言うので、
僕は???となった。

一緒に生活しているとこんな映像記憶の巻き戻し確認エピソードがいくつもある。
どんな仕組みなのかというと、妻曰く、極端な言い方をすれば、視界に入っているものはすべて脳に録画されているそうで、
録画を見たいところまで巻き戻せば番組のテロップも確認できるらしい。
なるほどねー
とはならない、言ってることは分かるが全く真似できるようなものではない。

再生機能にも疲れが?妻の悩み

若い頃は簡単に巻き戻しができたが、最近は疲れてしまうのであまりやりたくないらしい。
というか、そもそもこの勝手に録画システム自体がとても疲れる機能なのだ。
録画を止める方法は不明なので、(止めるとかそういう類のものではない)目を細めて無理やり視界を狭くしたり、前に書いた弱いコンタクトレンズを使うのも対策の一つだったらしい。


妻と違って僕は記憶力には自信がない、テスト勉強でも毎回苦労していた。

妻と話していると、自分の能力のなさを見せつけられて、たまに自信をなくす。

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