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東京レガシーハーフでトレラン連:AI&自分脳で目標達成!

50歳になったので100マイラーを目指してもっかトレーニング中のナカガワです。

ぼくのスペック
・年齢:50歳
・月間走行距離:300km程度(トレラン含む)
・Vo2Max:53(もっとあげたい)
・BMI:22.8(もっと下げたい)
・体脂肪率:18%(もっと下げたい)


今回はじめてマラソンレースに出走しました。
目標タイムは100分。1時間40分。
100分で21.1kmということはキロ4:40を切らなければならない。

これまで峠走や岩本式ビルドアップ走でペースを早めてきていたのでなんとかいけるだろうと思ってましたが正直なところ自信なかった。

結果はギリギリクリアの99分44秒でした。
あー嬉しい。この達成感がくせになる。

ただし、一筋縄ではいかなかった。大規模レースならではの注意点をお伝えします。

グロスタイムが1:39:44。ネットタイムは1:37:20でした。
計画通り徐々にペースをあげて走れました。
最後の1kmまでペースを上げられたのは我ながらあっぱれ。

超大規模のマラソン大会で気をつけること

始めてこんな超大規模のマラソン大会に出て、注意しなければならないことにようやく気づけました。

それは「スタートの号砲がなってから自分がスタートラインを超えるまで時間も距離もかかる」ということ。

あたりまえじゃんと思われるかもしれませんが、ここまでかかるとは想像できていなかった。

グロスタイム-ネットタイムがスタート地点を通過するまでの時間ですが、2分24秒かかってる(結構前の方のCブロックでこの時間)。

初マラソンレースの高揚感からかこんなに時間がかかってるなんてまったく気づいてなかった。

つまりグロスタイムで100分を切るには、ネットタイムでは97分ぐらいで走らねばならなかったのです。

これまでマラソン関係の書籍を10冊くらい読んでるけど、そんなことどこにも書いてなかったぞ!大事なことなんだから書いてよぉ。書いてた?
いや市民ランナーはネットタイムで良いってことなのか?

ハーフを97分となるとキロ4:35。キロあたり5秒縮める必要がある。

そのことをまーったく気にせず、最初に設定していたペースを刻んでしまってた。

ペースをどう作成したか

ペースはChat GTPに作成してもらい、音声ペーサーをGarmin先生(Fenix7pro)にお願いしました。

Chat GTP、なかなか良い仕事をしてくれよる。
はじめは渋滞することも見込んで5:10で入って、最後は4:30で終えるように、5kmごとのペースを提案してもらった。


何度かやりとりの末、よさそうなペース配分に。
「このペース配分何か根拠あるの?」って聞いたらもっともらしい回答。

なんとなく根拠がありそうなので、それを信じることに。

ちなみに岩本能史さんの「限界突破マラソン練習帳」に記載されているペースを参考にしています。

この本などで走力がめちゃくちゃついたので勝手に「岩本師匠」と呼んでます。

それをGarmin先生の「ワークアウト」で作成します。

こんな感じで自分で何キロを何分ペースで走りたいか自由に設定できるんですね。これすごい便利。Apple Watchにはできない技。

さらに走ってる最中は「次のラップは5キロ4:30です」「ペースより速いです」「ペースより遅いです」と音声でペーサーをしてくれます。

なので飛ばしすぎて後半バテる心配もないし、遅くなる心配もない。

で順調にペース通り走っていたわけですが、10km地点ぐらいで気づきます。

なんか遅くね?

そう。スタート地点を越えるまでの時間分遅いのです。100分切りのペースを入力してしまっているので、このままでは103分になってしまう。
10kmまでは設定したペースよりやや早めにこれていたので約2分のロス。

これではまずい、とようやく気づき最後の10kmはペースをあげることに。

あと10kmで2分早めるには……

もうChat GTPには聞けない。走りながら自分脳で計算。自分脳は昭和製なので走りながらだと処理能力が石臼並になります。

2分=120秒。120/10km=12秒……

後半は4:30で走ればOKだったけど、4:18で走らねば100分を切れないということか……

うそーん。キロ4:18なんてこれまでの練習で一度も出したことないじゃん……!

などと走りながら考えて、余力が残っていたので思い切ってキロ4:15をキープ。

結果、なんとか最後までバテることなく、グロスタイムで100分切りできたと言うわけでした。

最初に遅れにきづいていたら焦って序盤からペースをあげてしまっていたかもしれず、その点では小出監督も推奨する「後半型」を維持できたので結果オーライでした。

岩本師匠のビルドアップ走と峠走、Chat GTPとGarmin先生のおかげです。ありがとうございました。

ということで、初めてマラソン大会に出る方は「自分のスタートがどのくらい後ろか」を把握したうえで全体のペースを設定すると良いと思います。

というか、これだけ計測機器が発達してるんだから、ネットタイムを公式記録にしても良いんじゃね?って思っちゃうけど、順位をその場でつけるためにはグロスタイムが必要なようですね。

でも「自己ベストは?」って聞かれたら「97分20秒」って答えたいところ。市民ランナーはそれでいいよね。

次のレースは11月に開催されるトレランレース「FTR秩父&奥武蔵50K」。

目標タイムを切れるようまたトレーニングに励みたいと思います。

以下大会の雰囲気などを写真でどうぞ。


ビブスは前日に受け取ります。ピンクラインはチャリティーランナーの印。募金で出走権をゲット


岩本師匠の教えを守って、前日カーボローディングはせず、レース終了5時間前ぐらいに朝食(白くて甘くないもの推奨)を食べます。ゴールが10時ぐらいの予定だったので、5時ぐらいに食べました


中野坂上から会場の国立競技場までは大江戸線で1本。便利
ランナーだらけ。電車の時点ですでに走る格好をしてる人もいるんですね。荷物ももってない。
汗だくで帰るの嫌じゃないのかなと気になりました


ぞろぞろ集結していきます


チャリティーランナーは専用のラウンジ。人が少なくてトイレ行列などもなく非常に快適
自分のスタートブロックへ向かいます
自分はCブロック。スタートラインまで300mぐらいでしょうか
ランナーのシューズが気になる。自分はアシックスのS4
ゴール後チャリティーミートエリアでゴールの様子を見学。みんな嬉しそう
出走された皆さん、運営の方々、ボランティアの皆さん、お疲れ様でした!


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バリカン@目指せ100マイラー
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