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悩みに大きいも小さいもない。繊細で敏感で何が悪い。
昨日、自己紹介の記事を通していろんな方が私のページへ遊びに来てくださいました。本当に本当に、ありがとうございます。こんなことが初めてなので、とても嬉しく思います。周りに友達がいない私にとって、noteで皆様と知り合えるのは本当にありがたいことです。noteを始めてよかったです。
▼自己紹介はコチラから▼
それにしても皆様、たくさんのフォロワーさんを抱えていらして、noteにはすごい人ばかりいるんですね。私も少しずつ頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。そして、もう一度。どうもありがとうございます。
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今日は、『最近の悩み』について。
先日、フランスの移民局が無料で提供してくれる、フランス語の教室へ初めて行った日のコト。
緊張していましたが、知り合いの日本人妻(Bさん)が、同じクラスに通うと聞いていたので、正面玄関でBさんの顔を見た時は、少し安心しました。会ってすぐ、互いの近況について話し出しました。
授業のスケジュールを掲示板で見つけ、「Cの部屋に行けばよさそうだ」と判明。2人でその部屋へ向かいました。
部屋に着いてすぐ、私は荷物が多かったので、近くの机に鞄を置きながら「Bさん、どこに座りますか?」と彼女に尋ねました。彼女は、
「日本語喋っちゃいそうなんで、
離れて座ります。」
と笑いながら言いました。
本音:なんだかモヤモヤする
▲私の中に宿る、黒い感情ってこんな感じ。
きっとほとんどの人が、「そっか」と彼女の発言に何も思わないでしょう。
でも、私は彼女の言葉に傷ついてしまいました。
いや、傷ついたというか、心の中がざわざわしました。
授業が終わると、教室の外では普通に話しかけてくるBさん。
家に帰ってからも、心がざわついたままで、どうしていいのかわかりませんでした。
考えすぎてしまって、次の日から、これまでBさんに普段通り接することができなくなりました。もちろん、ばったり会えば「こんにちは」とか「さようなら」と声を掛けます。でも、授業以外の時に「~~行かれましたか?どうでした?」とか普通に話しかけてくるBさんに、黒い感情がこみ上げてきました。
いつ話して、いつ話さないか。
なぜ彼女が決めるの?
そんな風に思ってしまいました。
夫とBさんの夫は仲良しなので、あまり輪をかき乱すようなことをしたくない…。Bさんの言動にこんな風にざわっとさせられたのは、初めてではないので、彼女の物言いが、(私にとって)少し乱暴な時があることは分かっています。それに、彼女が根は良い人であることは、私も知っているはずです。
「それが分かっているなら、彼女と普通に接すればいいじゃない。」そう思われるかもしれません。
でも、彼女に何も言われなかったようにふるまうのは、どう頑張っても無理なんです。
考えれば考えるほど黒い感情に飲み込まれそうになって、最近は挨拶する時でさえ、声が震えてしまいます。マスクがあってよかった…。私のひきつった顔を見せなくて済むので…。
タテマエ:悟られないように繕う
▲外面の良い私。
一般的に社会では、『自分の感情を表に出す=大人げない』とされているので、嫌なことがあってもひたすら隠さなければなりません。それが、オトナですし、正直なお話、慣れてしまえばそれが一番楽です。
私が前職で出会った意地悪な女にも、私は最初から最後まで同じ態度を貫けていたと思います。私が彼女を嫌っていたなんて、ご本人はもちろん、周りの同僚も知りませんでした。
▼意地悪な彼女の話▼
「〇〇さん、忙しいのにちゃんとネイルのケアまでして
さすがです。」
「いつも残業されて、本当にお仕事頑張っていらっしゃいますよね!」
「課長の座にふさわしいのは、○○さんだけだと思い
ますよ~!」
こんな調子で、ペラペラと彼女を褒めまくっていました。
そうすれば、彼女もご機嫌でいてくださって、仕事も円滑に進みました。それがあの会社で私が生き抜く術でした。仕事を時間内にこなすためなら、自分の気持ちを殺したってかまいません。だって、お金いただいてますからね!
でも、Bさんとどれだけ頑張って良好な関係を築いたとしても、お金は発生しませんし、これからも彼女にざわッとさせられることはあるんでしょう。家の外に出れば、いくらこちらが気を遣っていても誰かを傷つけてしまうこともあるし、傷つけられることも多い。それが人間関係です(はぁ、煩わしい…)。
いろいろ考えて、とりあえず私の中で納得ができるまで、彼女とは距離を置くことにしました。
「ああしよう」、「こうしよう」と決めてから行動しても、結局思い通り行かないし、思い通りに行かないとまた自分を責めてしまいそうなので、成り行きに任せてみようと思います。
本音とタテマエの間で
▲本音を話す=悪のように思ってしまいます…。
この発言をしたBさんに、正直にこの時の気持ちを話そうかと考えたこともありました。
彼女はきっと「冗談で言ったつもりだったんですよぉ。だって私、笑いながら言ったでしょ。よそよそしい態度をとられてると思っていたけど、なんだ、そんなことぉ?」と、笑い飛ばすんじゃないかなと思います。(もちろん、あくまで私の勝手な推測なので、こんなことを彼女が思っていない可能性はありますし、もしかすると、彼女も私の態度の変化に心を痛めているかもしれません。繰り返しになりますが、人間関係ってそんな感じですよね。。。)
でも、私にとって大きいことだったんだから、悩んだってうじうじしたって、アイコンタクトが取れなくたって、いいですよね。
あなたの意図と違う風に私が受け取ったからって、彼女に私を責める理由や、私の考えを笑い飛ばす権利はありません。
例えこの話を聞いた第三者の人達が、「大したことない悩みだね」と思っても、青島刑事が言った通り、「(事件に)大きいも小さいもない」です。私にとっては大きさ関係なく、事件なんです。
「うん、そうだ…。」
わざわざ彼女に「こんな風に言われて傷つきました」と報告するのも変なので、いつか彼女に聞かれたら、私の考えを、ちゃんと目を見て話そうと思います。